38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

エコーとマンモグラフィーどちらを受けるべき? 乳がんの早期発見

 おはようございます!今日は朝の気温がぐっと下がりましたね。みなさまお風邪などひかれていないでしょうか。

 私事で恐縮ですが、今日でこの38才からの調剤事務1年を迎えることができました!最初の頃は文章もうまく整理できずに苦労しましたが、このように1年続けることができましたのも、毎日お読みいただいております読者のみなさまのおかげです。1年間、本当にありがとうございました!

 読者になっていただいた方、コメント欄から励ましのコメントを送ってく出さる方、ブログ村のランキングでこのブログに投票してくださった方、本当に励みになっております。これからも毎日もくもくこつこつと末永く続けて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、今日は乳がんの早期発見のために検査を受けるならエコーとマンモグラフィーどちらが有効なのかということについて書いてみたいともいます。昨日のブログでも書きましたが、今年40歳になった私は生まれて初めてマンモグラフィー検査を受けてきました。その検査の際、これはいい機会だと思って、検査の終了時に検査技師さんにいろいろと質問をしました。

 

 検査の様子は以下のブログに書いておりますので、まだご覧になっていない方はよろしければご覧になって見てください!

tyouzaijimu.hatenablog.jp

  まず、次のマンモグラフィーはいつ受けるのがいいのか。

 これは、必ず聞いておこうと思った質問でした。マンモグラフィーの場合、国の助成が2年ごととなっています。検査技師さんによるとつまり国は2年ごとの検査を推奨しているということでした。エコーは1年ごとの検診でしたので、2年ごととなるとちょっと不安な感じもします。2年も期間が開くと乳がんが進行してしまったりするのではないか。2年で本当に大丈夫でしょうかと念を押すと、検査技師さんは自費になりますが、1年ごとに受けられてもよろしいですし、毎月、セルフチェックして気になるところがあれば、すぐに受診してくださいとのことでした。

 助成なしで検診としてマンモグラフィーを受ける場合は検査は要はすべて自費になってしまいますが、セルフチェックをして気になるところが見つかった時は、普通の外来扱いになりますので、健康保険が使えるということでした。

 なるほど、これはごく当然なことですが、ちょっとだけウラ技的!何もないに越したことがありませんが、何かあればすぐに保険で検査ができるというのは心強いです。

 次に気になったのはエコーとマンモグラフィーどちらを受ければいいのかということです。私が知識として知っていたのは、乳腺が発達している若い時はエコーが有効で、40才以上のからはマンモグラフィーが適しているということでした。なぜ、そういわれているかというと、マンモグラフィーは乳腺も癌も白く映り、エコーでは乳腺は白く、乳がんは黒く映るという特徴があるからです。若い胸は乳腺が発達しているので、マンモグラフィーでは癌が発見しづらいので、エコーの方が適しているということでした。

f:id:otegamibenrityou:20181013162526j:plain

大阪市のがん検診のチラシです

 検査技師の方にこの質問をしてみると、これはひとそれぞれだということでした。パターンとしては、2年に一回マンモグラフィーのみ。毎年エコーの方。毎年マンモグラフィーの方。マンモグラフィー、エコーを毎年交互に受けられている方。うーん、どちらも一長一短あるので、セレクションが難しいです。

 私は病院でよくわからないことがあると、先生はどうされてますか?と聞くようにしています。今回もむむむと思ったので、検査技師の方にそう尋ねてみました。

 すると、その方は、エコーとマンモグラフィーを毎年両方受けているということでした。予想通りというか、やはりガチガチの万全型。でもこれには理由がおありになって、この方は胸に両性のしこりがあるので、そのような検査方法を取っておられるということでした。年齢は40代後半くらいだと思われます。

 近親者に乳がん癌患者がいる方、過去に乳がんが見つかった方、などリスクはそれぞれ人によって違うので、その人その人で受診方法も異なるようです。

 この日、家に帰っていろいろ乳がんについて勉強してみて、一応の結論を出しました。今回の検査で異常がなかったら、2年おきにマンモグラフィー、その間でエコーにしようと思っています。どちらも一長一短あるならハイブリッド型が一番メリットがあり、デメリットが減らせるのかなと思ったからです。検査技師の方に相談した時もその提案をしましたが、それもいいと思いますといわれました。

 若い方はエコー一択でしょうが、もし、40歳以上でどちらを受けられるか迷っておられる方は一度、エコーを受け診て検査技師の方と相談されるといいかもしれません。エコーで乳腺が発達しているかどうか確認できますので、それもわかりますし、検査の結果で今後を決められてもいいかもしれません。エコーはマンモグラフィーと違って全然痛くありませんからね。

 一番、だめなのはどちらも受けないということだと思いますので、とりあえず迷ったらエコーだけでも受けることをお勧めします!被爆の心配もありませんしね。

 本日もお読みいただきありがとうございました!

 もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村

実録!人生初のマンモグラフィーに行ってきました!  

 

f:id:otegamibenrityou:20181218152523p:plain

ぎゅうぎゅうとおしくらまんじゅう?

 こんにちは!近所でコスモスがきれいに咲いていました。最近はオレンジ色のコスモスに似た花が大量発生して、ピンクや紅色のコスモスを見ることはなかったので、少しうれしかったです。みなさまいかがおすごしでしょうか?

 今日は、人生初のマンモグラフィーに行ってきました!

 これまで乳がんの検診はエコーだったのですが、今年40歳になりましたので、マンモグラフィーを受けることになりました。

 私の周りにはマンモグラフィーを受けた人がいなかったので、胸を挟まれて痛いんだろうなという程度の知識しかなかったのですが、その知識通りというか、まさに挟まれるということが体験できる検査でした。

 

 

 たまにテレビを見ていると、製品の耐久実験みたいな映像があって、テニスボールなどが左右からぎゅーっと平らになるくらい圧力をかけられていたりしますが、まさにあのテニスボールになった気持ちでした。

 あの圧力は体的に大丈夫なものなんでしょうかね。医学的にOKがでているのが不思議になるくらいの圧力でした。あれがいいなら、けっこういろいろ大丈夫なるんじゃないかなというようなレベルです。(いろいろっていうのが何かは思いつきませんが。)

 とにかく何回もやったら胸の細胞が死んでしまうようなダメージというか、胸自体が死んでしまうというか、あれは、絶対に豊胸手術をしている人向きではないと思いました。

 でも、実際は筋肉の上の方をはさみ、表面の乳腺を検査する「プッシュバッグ」と呼ばれるやり方があるそうで、検査技師のテクニックがあれば豊胸手術をしていても検査可能だということですが、私が豊胸手術をしていたら、あの圧は怖くて検査できないと思います。あ、ここくらいが限界かなというラインを3段階は超えてきます。

 みなさんそうなるのかよくわからないのですが、検査が終わって着替える際、鏡を見ると、プロレスラーが水平チョップを喰らったときのように胸部全体が真っ赤になっていました。

f:id:otegamibenrityou:20181014202056j:plain

一応血圧も測りました


 豊かな胸をお持ちの方だともっとスムースに検査が進むのだと思いますが、なにせ私は挟むものがないので、検査技師の方も全力で挟みにかかってくださいました。その際はぎゅぎゅうと音が出そうでした。でも、私のような方でもマンモグラフィー検査はちゃんと受けられますので、どうぞご安心ください。

 そういうわけで、人生初のマンモグラフィーは無事に終了しました。時間にして約30分程度、大阪市の婦人科検診でしたので費用は1500円でした。検査結果は後日ですので、異常がないことを祈るばかりです。

 マンモグラフィーの検査はエコーと違ってとにかく挟まれますので、確かに痛いです。でも、歯医者の治療のような神経にくるような痛みではなく、イメージでいうと平手打ちされるような痛みですので、検査が怖いなと思っている方もそんなに怖がらずに一度受けてみて下さい。全然、問題ないと思います。

 明日は私がマンモグラフィーのときに検査技師の方に実際に質問したことなどについて書いてみたいと思いますので、もしよろしければ続いてお読みいただければ幸いです。本日もお読みいただきありがとうございました!

tyouzaijimu.hatenablog.jp

  もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村

医療事務に必要なスキルは? 事務員同士の人間関係

f:id:otegamibenrityou:20181216202206p:plain

他愛もない会話もたのしいです


 こんにちは!今日は朝から雨模様です。みなさまいかがおすごしでしょうか?

 今回は医療事務に必要なコミュニケーション能力その④ということで、同僚である事務員との関係について書いてみたいとも思います。

 以前のブログでも書きましたが、医療事務をされている方でここで悩んでいる方は実は案外、多いと思います。実際、私の友人も医療事務で働いていたんですが、先輩の事務員さんとそりが合わなくて、結局、病院を辞めてしまいました。

 

 

 医療事務の現場は女性が圧倒的に多い職場です。そういうところでスタッフ同士が上手く信頼関係を構築できないと、やっぱり働きづらくなってしまうんでしょうね。その上、個人病院や調剤薬局の事務というのは基本的に狭いスペースで長時間勤務することが多く、少人数、且つメンバーもほぼ毎日変わらないので、お互いのいいところも悪いところもとても見えやすいです。

 私はこれまで女性ばかりの職場で働くことが多かったのですが、個人的にはそういう職場の方が働きやすかったので、女性が多いからというのもケースバイケースかもしれませんが。

 調剤薬局では薬剤師さんとのチームワークが重要だということを前回の記事で書きましたが、事務員同士のチームワークはそれ以上に重要になってきます。医療関係の仕事はとにかく専門用語が多く、細かい計算もありますので、一人で仕事を完結させるとどうしてもヒューマンエラーが出る確率が上がります。そのエラーをなくすために事務同士で分担してチェック作業などを行います。

 事務員同士が作業を分担しながら、お互いに作業の確認をしあうことで、ミスを減らし、薬剤師さんの正しい投薬の手助けをすることができるようになります。たとえば、一方が入力作業をしたら、もう一方がすばやく裏打ち(調剤録)のチェックなどをするなど、働いていれば自然と流れができていくのですが、今、自分が何をしなくてはいけないかということは、同僚が何をしているか、また何をしようとしているのかということを把握しておくことでわかってくるので、常にそういうことを意識しながら働く必要がありように思います。

 また、医療事務関係は情報の共有がとても重要になってきますので、連絡や業務の引継ぎを事務同士できちんと行う必要があります。

 そういう業務の性質上、事務だからといって事務的な人間関係ではかなり業務に支障出ます!いうまでもありませんが、絶対に雰囲気が悪いよりもいい方が仕事がスムースに進みます。

 人間関係ばかりは運と相性というところも往々にしてあるものですが、やはり普段から相手を気遣ったり、些細なことでも感謝の気持ちを述べたり、お互い助け合ったりして信頼関係を深めていくことが、いい仕事につながっていくのだと思います。

 私はまだまだ未熟なので助けてもらうことの方が多いですが、少しでも早く仕事ができるようになって、お互いにサポートしあえる関係になりたいなと思っています。

 

tyouzaijimu.hatenablog.jp

 本日もお読みいただきありがとうございました!もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村

医療事務に必要なスキルは? 薬剤師さんとの関係

 

f:id:otegamibenrityou:20181217223735p:plain

ロマンスグレーってとても雰囲気のあることばですね

 こんにちは!今日は朝から雨模様です。みなさまいかがおすごしでしょうか?

 今回は医療事務に必要なコミュニケーション能力その③ということで、薬剤師さん
との関係について
書いてみたいとも思います。

 調剤薬局には薬剤師と事務が勤務しており、事務の役割は事務仕事をやるということ以外にも薬剤師さんが投薬するのをサポートするというものがあります。病院で働く事務なら看護師さん、お医者さんをサポートする場合もあるでしょうか。

 

 

 薬局内ではこの薬剤師さんとの関係が重要になってきます。

 調剤薬局のメインの仕事は患者さんに正しいお薬を正しくお渡しすることです。その業務をきちんと遂行するために、事務と薬剤師という異なったスキルの両者が日夜協力し合って働いています。

 事務は、事務的な作業、雑務などを段取り良くこなして、国家資格を持った薬剤師さんが患者さんへきちんと投薬できるように準備します。調剤薬局では薬剤師と事務とのチームワークがとても重要になってくるわけです。

 ふたつの仕事はそれぞれ異なるので、それぞれに求められる役割は違います。投薬業務は患者さんの命にダイレクトに関わる仕事ですので、とても神経を使います。そんなセンシティブな仕事ですから、できるだけその業務に集中できるよう、下準備をし、サポートするのが、事務の役割になってきます。私の薬局でも、優秀な事務員は、常に薬剤師さんの状況を見ていて、いま、薬剤師さんのどこをサポートすればいいかということを考えながら仕事をしています。

 お互いの役割を理解し、お互いに尊重し合いながらミスのない投薬を心がけているわけです。

 こういう理想的な関係を作り出すためにはやはり日々のコミュニケーションが重要だと思います。私の薬局の薬剤師さんはみなさん優しくて、自分から率先して働く方ばかりですので、自然とこういう関係が生まれていくのですが、中には事務員を顎で使うような薬剤師もいるようです。まあ、国家資格を持った薬剤師と民間資格の事務員とでは

お給料も倍以上違いますし、事務イコール雑用係というイメージがあるのも事実なので仕方ないかもしれませんが。(実際に雑用係でもありますが)

 でも、薬剤師には薬剤師の、事務には事務の、得意な仕事があるわけで、それぞれの特性を最大限発揮するとこが、正しい投薬をするためには不可欠だと私は思っています。偉そうな薬剤師さんと勤務したことがないので、あまり具体的ではないかもしれませんが、薬剤師さんとの関係を良好に保つためには、薬剤師さんが仕事に集中できる環境を全力で作っていくことが重要だと思います。

tyouzaijimu.hatenablog.jp

  本日もお読みいただきありがとうございました!もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村

医療事務に必要なスキルは? 病院対応

 

f:id:otegamibenrityou:20181220084823p:plain

財前さんはいるかな?

 こんにちは!今日は前回に続いて、医療事務に必要なコミュニケーション能力について書いてみたいともいます。

 前回は対、患者さんのお話でしたが、今日は病院対応についてです。

 調剤薬局ではこのコミュニケーションスキルが一番要求されるかもしれません。私もここ半年間、病院対応をいかに潤滑にこなすことができるかということを一番に考えながら仕事をしてきました。

 調剤薬局にとって患者さんはお客さんなのですが、病院もお得意さんになるわけです。得意も得意、大得意なので、ここの関係性をどれだけうまく保つかがまさに生死を分けるといっても過言ではないわけです。医薬分業でそれぞれが独立した権限を持つ機関であるはずなのに、現実はものすごーくパワーバランスが違います。だって、病院からきみの薬局使わないよ。処方箋のファックスも違う薬局に流しちゃうよ。と、言われてしまったら、チーン。南無阿弥陀仏。即、廃業です。すぐそばに新たな薬局が絶対!できます。しかもすごく迅速に。

 

 

 そういうわけで、特に門前薬局として提携している病院とのお付き合いは電話一つでも気を使います。処方箋の保険番号などに不備があった場合、病院の事務に問い合わせるのですが、そういう場合も、お伺いを立てる感じで、したてしたてです。

 形的にはやっぱり、薬局は病院に使ってもらっている業者みたいなものなんです。病院の先生の処方箋の書き方一つで、こちらの売り上げがばんばん変わってくるわけですから、こればっかりは仕方ありません。

 とはいえ、私の勤めている薬局の提携病院のスタッフさんはみんなやさしいので、理不尽なことを要求されたり、高圧的な態度を取られたりしたことなんて、一度もないのですが、基本的な姿勢はやはりお得先相手という感じになりますね。とても神経を使います。 

 実務の面でも病院からの依頼は最優先で、迅速かつ、正確なことが求められます。

でも、正直、薬局の仕事は本当にややこしいので、事務的なケアレスミスなどはしょっちゅう起こります。これはお互いさまというところなんですが、そういうときも、普段からよい関係を作っておけば、何かアクシデントがあっても「まあ、別にいいよ」と、なるわけなんですね。

 ご近所づきあいみたいなものですが、日ごろからのお付き合いがすごく重要になってきます。ちょっとした世間話や、外ですれ違った時に当たり前ですが、挨拶をきちんとするなど、そういうとことが、要所要所で効いてくる気がします。

 そういうわけで、今日は病院とのつきあい方について書きましたが、いかがだったでしょうか。

tyouzaijimu.hatenablog.jp

  本日もお読みいただきありがとうございました!もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村

医療事務に必要なスキルは? 患者さん対応について

 

 

f:id:otegamibenrityou:20181220084334p:plain

患者にはいろいろな方がおられます

 連休最後の月曜日、みなさんいかがおすごしでしょうか。大阪では台風の影響もなく、さわやかな秋晴れ、晴天が広がっております。気温も高くないし、久々に満点の天気です。

 今日はお休みだったので、図書館で借りていた本をいろいろと読んでいたのですが、その中で少し気になることがありました。ジャンルは医療関係や事務関係だったんですが、そういう類の本に必ずといっていいほど書かれていることが、医療事務にはコミュニケーション能力が必要であるということだったんです。

 

 ふむふむ、コミュニケーション能力ね。なるほど。でも、コミュニケーション能力が求められるのは医療事務に限ったことではありませんし、もっといえば、どんな仕事でも大なり小なりコミュニケーション能力は必要となってくるわけですが、医療事務に特に必要とされるコミュニケーション能力(なんか使い過ぎて、コミュニケーション能力ってことばを言いたいだけみたいになってきました)とは、どんなものなのか。毎日、意識することなく働いていますが、今日からこのテーマで何日か続けてブログを書いて、じっくり考えてみたいと思います。お時間のある方はぜひ続けてお付き合いいただければ幸いです。

 まず、最初に思いつくのは患者さんへの対応ですかね。なんといっていってもやっぱりこれがメインでしょうね。受付での対応、クレーム対応、薬の相談、電話での問い合わせ、日常的な会話などいろいろありますが、ざっと日々の業務を思い出しても、やりづらいなとか難しいなと感じることはないかもしれません。

 営業の仕事のようにこちらから積極的に話しかけなくてはいけないわけではないですし、調剤薬局では患者さんへの対応は薬剤師さんのウエイトの方が高いので困ったらすぐにサポートしてもらえます。患者さんもほぼ固定ですので、一度覚えてしまえばトラブルのようなものも特別な患者さん以外はほぼありません。そういうわけで、患者さんと接する際のコミュニケーション能力はごく平均的なものがあれば全く問題ないと思います。

 調剤薬局に来る患者さんはご年配の方と子供さんが大半ですので、全体的にゆるやかというか、飲食業のようにお酒を飲んでる患者さんの対応をしなくてはいけないわけでもないですし、接客時間も短いですから、はっきりいってこれまでやってきた仕事の中でもいちばん楽というかクリーンな接客現場だと個人的には感じています。

 基本的に調剤薬局の仕事は感謝される仕事というところが一番接客を楽にしているポイントなのだと思います。調剤薬局もふたを開ければ薬を売っているお店なわけですが、薬を買ってもらってありがとうございます!というような一般的な小売りのポジションではなく、お医者さんと同じようなジャンルにいるというか、薬を用意して下さってありがとうございます。というように感謝の気持ちで接して下さる患者さんが非常に多いのです。これは、医療という仕事に対する尊敬の念というか、専門性に対するリスペクトが根底にあるのだと思います。

 調剤薬局が乱立し、患者さんの取り合いになってサービス合戦をしているという現状を差し引いてもまだまだ調剤薬局は他の小売りよりも優遇されていると思います。そこには患者さんからの信頼があるわけですので、ここは事務といえども気を引き締めてその信頼にこたえる仕事をしなくてはいけないわけです。

 とにもかくにも、調剤薬局の患者さん対応は、笑顔を心掛けたり、患者さんの体の状態などを理解して、ご年配の方にはゆっくり話すとか、耳の聞こえにくい方には聞こえやすいボリュームで話すとかどんな仕事でもしているような基本的な対応ができる方なら誰でもできると思います。

tyouzaijimu.hatenablog.jp

  本日もお読みいただきありがとうございました!もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村

小児科は何歳まで受診できる? 小児科と内科の違い 

f:id:otegamibenrityou:20181215114338p:plain

実は長年の疑問でした


 こんにちは!今日は適度に雲があって、暑くも寒くもなく運動会にぴったりのお天気ですね。うちでも窓を開けていると、朝から運動会の放送が聞こえてきます。赤組がんばれー!白組負けるなー!ふれふれ!

 それにしても昨日は台風の影響もあったのか久しぶりに夏に戻ったようなお天気でしたね。さすがに耐え切れずエアコンをつけました。秋になったといえ、まだまだこういうお天気に戻るときもあるものですね。

 さて、今日は何歳まで小児科で診てもらえるのかということについて書いてみたいと思います。私の勤める調剤薬局にも子供さんはたくさん来られるのですが、同じような症状でも持ってこられる処方箋の発行元が内科だったり、小児科だったり、耳鼻科だったりすることがあります。

 全然、おかしなことではないんですが、前から少し疑問に感じていたんです。たとえば、子供に風邪のような症状が出た時、何科に行くのが正解なのか。内科からの処方箋を持ってこられる親御さんはたくさんいらっしゃるけど、子供って、内科じゃなく小児科に行かないといけないんじゃなかったっけ?

 

 もやもやしたままでいるのもあれなので、先日、薬剤師さんに聞いてみました。すると、数秒でもやもや解消。

小児科は小児の内科

 

 小児科っていうのは、小児の内科ということが判明しました!

 そうだったのか、小児科って小児の内科だったんですね。当たり前と言えば当たり前なんですが、私にとってはなかなか衝撃的でした。もやもや解消ついでに小児科について自分でも調べてみると、知っているようで知らなかったことがわかりました。

小児科は14歳まで受診可能

 

 たとえば、小児科には何歳までかかれるのかということなんですが、これは小児とは、15才未満を指す言葉なので一般的に14歳までならOKということでした。つまり中学生までは小児科にかかってもいいということなんですね。なるほどなるほど。確かに私の中でもそういうイメージだったかもしれません。

継続的に診てもらっている場合は大人でも受診可能

 

 先天性の病気で子供のころから継続的に診てもらっている難病の患者さんなどは15才以上でも小児科を受診されている方もいらっしゃいます。また、小児科のお医者さんで、小児科と皮膚科などを同時にやっておられる場合は、大人でも小児科の病院で診てもらうという感じになります。

小児科は守備範囲が広い

 

 あと、小児科という科は大人の内科より守備範囲がかなり広範囲だということ。たとえば、アトピーやあせもなどの皮膚の病気も診てくれるし、おちんちんに異常があった場合なども診てもらえます。

 小児科はいわゆる窓口的な役割も果たしていますので、専門的な治療が必要な場合は専門の科を紹介されることになりますが、外科的な症状以外で子供におかしなところがあるときは、小児科に行けば基本的にオールマイティーで診てもらえるということになります。

 これってよく考えてみるとすごいことですね。小児科のお医者さんてなんかTHE医者という感じがします。それにしても子供を診るのってものすごく大変でしょうね。予防注射も頻繁にされているからそのとき暴れたり泣いたりする子も大勢いるし、子供って大人よりも体が弱いので病気が急に進行したりする場合もあるから誤診はもってのほかでしょうしね。ご苦労、お察しいたします。

絶対に小児科に行かないとだめなの?

 

 あと、小児科じゃなくて内科でも子供を診てもらえるのかということですが、これはもちろんOKでした。ただ、小児科の方が、子供の対応になれているし、お薬をもらう場合に近くの調剤薬局でもらいやすいということもあると思います。子供って薬をもらうことが多いし、子供の薬は大人と違うので、一般的な内科で診てもらうと、近くの調剤薬局には薬がないということも結構あるんです。

 私の勤める薬局内科の専属なので小児科の薬は分譲に行くことが多いです。子供が具合が悪いときにはすぐに薬を手に入れてさっと連れて帰りたいですから、そういうときは小児科の方が分がいいかもしれません。

 でも、私は最近子供が風邪をひいたら近くの内科に連れて行ってるんです。これは近所の小児科や耳鼻科がいつも満員で待っているのが大変だからです。近所の内科はすごく新しくて、きれいで、先生も優しい上に、まだ新しい病院なので空いているんですね。風邪の場合に処方される薬に関しては、小児科も耳鼻科も内科もほぼ大差がありませんから、中耳炎やアデノウィルスなどでない普通の風邪の場合は、内科に行くことにしています。ここに通うようになってから親子共々とても楽になりました。こういうパターンもありますので、ご参考までに。

 旅行先や帰省先で病院に行くときはこちらもどうぞ!

tyouzaijimu.hatenablog.jp

  本日もお読みいただきありがとうございました!もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村

調剤薬局の面接で採用される方法! ずばり履歴書はこう書く! 

 

f:id:otegamibenrityou:20181216203030p:plain

この2文字が輝いて見えます!


 春に続いて、調剤薬局の求人が増えるのが10月。このブログをご覧になっていただいてる方の中にもこれから調剤薬局で働いてみようかな?と思われている方もいらっしゃるかもしれません。今日はそんな方に向けて、採用される志望動機・履歴書はこう書く!というテーマで、実際に現場で仕事をしている現役の事務員だからできる、ちゃんと使えるアドバイスを書いてみたいと思います!  

  

 はじめにお断りしておきますが、このアドバイスは、一般的な求人サイトなどに採用されている正攻法とはかなり違っています。なぜ、違ったアドバイスをするのかといいますと、正攻法で勝負しても勝ち目がほとんどないようないわゆる「条件の悪いひと」にもぜひ、調剤薬局の事務員として働いて欲しいからです。つまり、いってみれば、条件の悪い人向けのアドバイスです。

 私は調剤事務はおろか、事務の経験も全くない状態で調剤薬局の面接を受けました。調剤事務の資格などももちろん皆無。さらに年齢38歳でした。調剤事務といえば、主婦のパートでは、ずっと不動の人気を誇っている職業です。

 ふつうに考えれば採用されるのは相当難しい。実際、今の薬局に採用されるまでに、歯科医院や、整骨院などの複数の医療機関で門前払いされました。

(以下の記事に詳しく書いていますので、よろしければご覧ください。)

 

tyouzaijimu.hatenablog.jp

tyouzaijimu.hatenablog.jp

tyouzaijimu.hatenablog.jp

 でも、私はどうしても調剤薬局で働きたかったので、自分なりの面接攻略法?を考えました。そして、めでたく調剤事務員になることができました。

 全くの未経験、アラフォーなど、採用されるには条件が悪いなあという方は、正攻法で面接を受けてもなかなか結果を出せないことがほとんどだと思います。だでも、年齢や経験はデロリアンがあるわけでなし、今更どうにもなりませんよね。

 それだったら、ここは正攻法で勝負しないで、変化球でいってみようじゃないかというわけです。今までたくさん面接を受けたけど、受からない、でもどうしても、絶対!調剤事務をやりたいと思われる方にもご覧いただければ幸いです。

とにかくシフトで勝負する!

 

  ずばり、結論から、申し上げますが、採用されるための1番の方法はシフトで勝負することです!

 そんなばかなとおっしゃらないで、もう少しお付き合いくださいね。

 つまるところ、薬局でも病院でも天丼屋さんでも求人を出しているということは人が欲しいということです。実務経験や資格の有無、タイピングスピード、若さ、人柄とかキャリア能力など、もちろん武器になりますが、一番シンプルで強力な武器はずばりシフトです!

 なぜなら、実際、私が今の薬局に採用されたのは、シフトで勝負したからだと思っていますし、その後、採用された方を見ても、ああ結局シフトってすごいな!と思うことが多いからです。

 今の薬局に面接に行ったときは、夕方入れる方急募!という掲載内容でした。調剤薬局は子供さんのおられる主婦の方が多いので、どうしても朝から昼という時間帯はなかなか空きがでないという状況になります。

 私も例にもれず、朝から昼までというママ激戦地帯で働きたかったのですが、面接の際は、夕方でも夜でもいつでもどこでも働けます!というアピールをしました。

 とにかく、採用されることが目標だったからです。本音をいえば、夕方なんて極力、入りたくありません。子供もまだ小さいので、子供が学校から帰ってくる前に仕事を終えて、家で待っててやりたかったからです。

採用されないと、何も始まらない

 

 でも、採用されてしまえばなんとかなるというか、逆に、採用されないと何も始まらないと思ったんです。

 もし、運良く採用されて、最初は夕方に仕事をしなくちゃいけなくなっても、何とか家族と知恵を出し合って、乗り越えていこう!そして、仕事に慣れて、融通が利くようになったら、希望のシフトに入らせてもらおうと考えました。

 そういうわけで、勝負にでました。38才、医療事務未経験には退路がありませんでした。

 でも、実際、働いてみるとシフトの希望はちゃんと通り、夕方のシフトはほぼゼロ、朝一から午後3時までという私にとっても黄金シフトで働かせていただけるということになりました。しかも、子供が急な発熱やインフルエンザでの学級閉鎖でも、普通にお休みが取れるんです!

 まあ、これは本当にありがたいというか、ラッキーというか、感謝しかないのですが、この結果はあのとき腹をくくって、勝負に出た結果だと今でも思っています。スタッフが多くていつでも休めるということだけが売りの工場作業だけにとらわれず、思い切って行ってみれば、なんとかなるもんなんですね。

 

病院の診察時間の一例です。午前診から午後診までの間にお昼休みというところが多いです。

biz-hour-table3

 もし、私のように、面接で勝負する武器が全然ない方は、最初は少々無理してでも、シフトの融通をできるだけ聞かせられるアピールをしてみてください。

 薬局側の希望するシフトで入れるアピールをすると、びっくりするくらい採用される確率がぐっとアップすると思いますので、最初はすこしだけ覚悟を決めて頑張ってみてください!

実践編 採用される履歴書の書き方!

 

 では、実際にどんなふうに書いていけばいいのでしょうか。

 調剤事務のシフトは基本的に病院の診察時間に連動しています。ですので、午前診、午後診という感じの2勤制のような単純なシフトが多いです。でも、基本的に午前診のシフトはかなり激戦区だと思ってください。ですから、そこは避けて穴をねらっていきます。と、いうかたいていの薬局は慢性的に午後から夜までのシフトが人材不足気味です。そこへずばっと切り込みます!

 求人募集の欄に(午後急募!)や、(夕方は入れる方優遇!)というコメントがあれば、ラッキーチャンス!採用率、3割増しだと思っても大丈夫だと思います。

 履歴書の出勤希望欄には、その薬局が人材を必要としているだろう曜日や時間帯に入れますよということをアピールしつつ、自分が本来、希望するシフトをシフトなどの希望欄に書くようにするといいと思います。

 それで採用されたら儲けもの!採用後、運よく希望が通ることもありますし、もし、通らない場合もコツコツと実績を積み上げていけば、必ずいつかあなたの希望が通る瞬間がやってきます。そこで、ずばっと切り込んで希望を通しましょう!もちろん、もともと、夕方勤務が希望の方は何の問題もありませんよね。ギブアンドテイク、需要と供給の関係が大変需要です。

ずばり!採用されるシフト希望欄はこう書く!f:id:otegamibenrityou:20190911182111p:plain

例1 9時から19時の間で平日週5回程度、働かせていただきたいです。土曜日も出勤可能です。

例2 15時から19時の間で週4日程度、希望します。9時から14時までの時間帯でも出勤可能です。

シンプルだけど、熱意はきちんと伝える!

 

 次は、志望動機についてです。単刀直入にいって調剤薬局の志望動機はそれほど凝らなくてもいいと思います。お医者さんとか薬剤師さんならともかく調剤事務に立派な志望動機がある方は正直珍しいのじゃないでしょうか。逆に書き込みすぎると嘘っぽくなってしまう可能性があります。

 調剤事務の仕事は協調性がとても重要視される仕事なので、あまり個性を出さずにシンプルにまとめるのがベストだと思います。

 事務の仕事のいいところはなんといっても、年をとっても働けるところ。これを志望動機に組み込見込んで、シンプルですが、短期的でなくずっとここで働きたいという思いを伝えられるような志望動機にします。

ずばり!採用される志望動機はこう書く!f:id:otegamibenrityou:20190911182111p:plain

例1 以前から調剤事務の仕事に興味があり、今回応募しました。未経験ではありますが、一日でも早く仕事を覚えて一生の仕事にしていきたいと思っております。

例2 長らく事務の仕事をしていましたが、もっと人と係わる仕事ができたらと思い今回、調剤事務の仕事を希望いたしました。一つ一つ勉強させていただき、一生の仕事にできたらと思っております。

 

基本ですが、履歴書はきれいに書く!

 

 あと、これは基本中の基本ですが、事務なので履歴書は丁寧に書くようにしてください。字がきれいというよりも、字のバランスを考えたり、誤字脱字をしないという感じでしょうか。(このブログで常に誤字脱字をしている私がいえる立場ではないですが形式上いわせてくださーい)とにかく、誠実さが履歴書から伝わるようならかなり好印象だと思います。

 事務の仕事は多くの方のイメージ通り地味というか、まじめにこつこつやらなければいけない仕事ですので、書き間違えた字をボールペンでぐちゃぐちゃと消していたり、誤字が多かったりすると、ちょっと雑な人なのかなと思われてしまい、不採用ということにもなりかねません。(そんな人いるの?と目を疑われるかもしれませんが、実際にいるんです!びっくり!)

 また、レセコン全盛の今ですが、患者さんや得意先に手紙を出すことも多いので、丁寧な字を書ける人はなにかと重宝されます。

とにもかくにもチャレンジ精神を忘れずに!

 

 長々と書きましたが、最後はやっぱり、チャレンジする心意気だと思います。たとえ、面接に落ちたとしても、たまたま自分と合わなかっただけというくらいの気概で次の薬局にチャレンジしてください!病院の数よりも調剤薬局がある時代です。ひとつ落ちたからと言って落ち込まないで大丈夫です!

 別の記事でも書きましたが、私も応募の電話をかけたときに、年齢を伝えると、急に何の断りもなく電話を保留にされ、(今は懐かし?エリーゼのためにが流れてきました)すいませんが、今は間に合ってます、がちゃん!と断られたことがあります。ちょっとというか結構、落ち込むような話でしょ?さすがに、あの「間」には、年を感じないわけにはいきませんでした。

 でも、大丈夫です!今はそのあと採用された薬局で中堅(自称)調剤事務員として日々、レセコンと格闘しています。いつもきてくださる患者さんとにこにこ世間話をささていただいています。

 だから、みなさん!ファイト!あきらめずに頑張ってみてくださいね。

tyouzaijimu.hatenablog.jp

  本日もお読みいただきありがとうございました!もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。

 明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 もし、調剤薬局で働きたいけど、こんなことが不安だなあ。わからないなあ。という方がいらっしゃいましたら、コメント欄より、ご質問をお寄せいただければ、未熟ながら、お応えさせていただきますので、どうぞ!わからないことはお答えできないかもしれません。すいません。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村

2018年10月1日から最低賃金が引き上げ! 大阪の最低賃金は936円で全国2位の高水準

 こんにちは!今日は少し体を動かしたら汗ばむような陽気でしたね。明日、明後日と運動会を予定されている学校や幼稚園も多いですね。台風25号が接近中ということですが、進路が少し北に逸れるということですので、三連休が少しでもいいお天気になるといいですね!てるてる坊主さまにお祈りするしかないでしょうか。

 さて、ご存知の方も多いと思いますが、2018年10月1日から全国の最低賃金が引き上げられました!私は大阪で働いているので大阪の最低賃金は909円から27円引き上げられてなんと936円!これはなかなかいいのではないでしょうか?うーん、どうでしょうか。40才の私からするとバイトで900円台というのは高額バイトの域に達するという認識なんですが、今時は物価も上昇しているし、大阪は物価も高いのでこんなものだということなのでしょうかね。そもそも最低賃金ですので、これ未満の時給で働いている人はいないという前提ですものね。

 

 とりあえず、うちの薬局では端数を繰り上げて時給は940円ということになりました。働いている身としては端数の切り上げは計算もしやすいし、少額でも時給がアップするので、まさにいいこと尽くしです。でも、シビアなところは最低賃金そのままで936円というところもありますよね。端数でも人件費がかかってくるので、たくさん人を使っているところでは簡単に切り上げられないとは思いますが、店頭に貼られている求人募集のポスターに最低賃金きっかりの時給が提示されているのを見ると、ここは給料にはあまり期待できそうもないなと感じてしまうのですが、みなさんはいかがでしょうか。

 薄給のイメージが強い事務職ですが、最低賃金がこれくらいの額になってくると、他のアルバイトと時給の差があまりなくなってくるので、これまでのイメージも少し変わってくるのかなあとも思います。どうしてそう思うかと言いますと、最低賃金が上がると、最低賃金=時給だった職場は最低賃金の引き上げと同時に時給がアップしますが、元々最低賃金より少し上だったの職場、たとえばこれまで時給950円だった職場などがじゃあ、980円にしようとか、1000円にしようかとはなかなかならないからです。

 いい人をどうしても集めたいところは最低賃金の引き上げと共に時給も上げざるをえないでしょうが、経費の大きな割合を占める人件費を企業がそう簡単に上げることは難しいと思います。

 そうなると、いろいろな業種で時給の差が生まれにくくなってくるので、楽な仕事もしんどい仕事も同じような給料ということにもなってくるわけです。こういうことになってくると人を集めにくい仕事は益々、人を集めるのが大変になってくることになってくるのでしょうね。給料を上げたり、福利厚生を良くする、など働きやすさを売りにする正攻法を用いてもらえればいいのですが、ヤマトの問題などを見ていると、まじめな人がバカを見るという状況が生まれそうで、雇われる側も常に頭を働かせておかないといけないなと思ったりします。

 本日もお読みいただきありがとうございました!もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村

薬は最大何日まで出せるのか コロナ禍の場合は?

f:id:otegamibenrityou:20181215165251p:plain

お薬が入っている袋のことを薬袋(やくたい)といいます

 こんにちは!今日は朝からしとしとと秋雨が降っていますね。やっぱり秋は雨が多い季節ですね。気温がそれほど低くはないので冷たい雨というわけではないのが助かりますが、週末にはまた台風が来るとのことなので、せっかくの3連休も家にこもることになるのでしょうか。

 さて、今日は、調剤薬局でもたびたび質問されることなんですが、お薬は最大何日まで出してもらえるのかということについて書いてみたいと思います。

  

風邪の時などは4日~1週間程度

 

 たとえば、風邪などで病院に行ったときに薬を出されるのはせいぜい4日から1週間分くらいでしょうか。でも、糖尿病やバセドウ病などで継続的にお薬を飲まれている方は、次の通院の時まで28日分や60日分、90日分など長期的にお薬が処方されている方がほとんどです。これは継続的に同じお薬を飲み続けなくてはいけないという理由からですが、では、お薬は最大どれくらいまで処方してもらえるのでしょうか。

実は最大処方日数は決まっていない

 

 実は現在の法律では、一部の薬を除き処方の日数制限というものはありません

 今から16年前になりますが平成14年度の診療報酬改定の際に、処方日数の制限が撤廃されました。そういうわけで、理論上は最大処方日数というものは存在しないということになっています。

長期処方の目安は最大で90日程度

 

 ただし、それはあくまで理論上ということでして、実際、長期処方される日数は長くても90日までの医療機関が大半です。私も調剤薬局で働いていますが、90日以上の処方というのはほとんど見たことがありません。

 これにはちゃんと理由がありまして、長期処方では薬の飲み忘れなどの問題が起こっている場合や、その薬での副作用、作用が出ているのかということを確認しにくくなってしまうという問題が発生するからです。

 確かに半年分お薬を出されると、次に受診するのはたいてい半年後ということになり、それまでに病状に変化が見られても、お医者さんには確認のしようがなくなってしまいますのね。それは、つまり患者さんの体にとって、いいことではないということになります。

長期処方は薬局でも相談OK

 

 経済的なことや病院に通院する面倒さはありますが、持病があり長期的にお薬を飲まれている方はやはり定期健診が欠かせないということになるんだと思います。

 ただ、何年もずっと同じ薬を同じ量飲んでいる慢性疾患の患者さんなどは、どうせ処方箋の内容が変わらないならまとめてお薬を出して欲しいというのが本音だと思います。その兼ね合いがなかなか難しいのですが、私も花粉症の薬を出してもらう時はできるだけ長い期間出してくださいとお願いすることがあります。どうせ、シーズン中は毎日飲み続けるわけし、その薬の関係で定期的に血液検査をするわけでもないので、こういう薬は長期処方で出してもらう方がメリットが多いと思います。

 私のかかっているお医者さんも一つ返事で90日分処方してくれますので、もし、自分の飲まれてお薬をできるだけ長期処方してほしいという方は一度かかりつけのお医者さんに相談されてみるといいと思います。

 もちろん、調剤薬局でも相談できますので、よろしければお気軽にご相談してみて下さい。

(新型コロナウイルスの緊急自粛要請をうけて 追記)

 新型コロナウイルスで自粛要請がでているときですので、病院にもできるだけ行きたくないですよね。かかりつけで定期薬がある場合は、受診なしでそのまま処方箋を出してくれる病院が多くなってきました。病院に頼めばそのままかかりつけの調剤薬局にファックスしてくれますので、病院に行きたくない方はぜひ電話で相談してみてください。その際、調剤薬局ではなく、必ず病院にご連絡するようにしてください。以前からもらっているからと調剤薬局に連絡しても医師の処方なしではお薬を出すことができないからです。

 お薬は基本的に調剤薬局に取りに行くことになりますが、事前にファックスしておけば待つことなくすぐに受け取れますので、調剤薬局に長居するリスクもなくなります。

 受診せずにお薬を処方してもらいたい場合は、まずかかりつけの病院にご相談ください。その際、できるだけ長期処方を希望しますと伝えていただければ、お医者さんもこのご時世ですので、かなり配慮してくれると思います。

 

 湿布薬についてはこちらもどうぞ!

tyouzaijimu.hatenablog.jp

  本日もお読みいただきありがとうございました!もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医療事務へ
にほんブログ村