こんにちは!今日は前回に続いて、医療事務に必要なコミュニケーション能力について書いてみたいともいます。
前回は対、患者さんのお話でしたが、今日は病院対応についてです。
調剤薬局ではこのコミュニケーションスキルが一番要求されるかもしれません。私もここ半年間、病院対応をいかに潤滑にこなすことができるかということを一番に考えながら仕事をしてきました。
調剤薬局にとって患者さんはお客さんなのですが、病院もお得意さんになるわけです。得意も得意、大得意なので、ここの関係性をどれだけうまく保つかがまさに生死を分けるといっても過言ではないわけです。医薬分業でそれぞれが独立した権限を持つ機関であるはずなのに、現実はものすごーくパワーバランスが違います。だって、病院からきみの薬局使わないよ。処方箋のファックスも違う薬局に流しちゃうよ。と、言われてしまったら、チーン。南無阿弥陀仏。即、廃業です。すぐそばに新たな薬局が絶対!できます。しかもすごく迅速に。
そういうわけで、特に門前薬局として提携している病院とのお付き合いは電話一つでも気を使います。処方箋の保険番号などに不備があった場合、病院の事務に問い合わせるのですが、そういう場合も、お伺いを立てる感じで、したてしたてです。
形的にはやっぱり、薬局は病院に使ってもらっている業者みたいなものなんです。病院の先生の処方箋の書き方一つで、こちらの売り上げがばんばん変わってくるわけですから、こればっかりは仕方ありません。
とはいえ、私の勤めている薬局の提携病院のスタッフさんはみんなやさしいので、理不尽なことを要求されたり、高圧的な態度を取られたりしたことなんて、一度もないのですが、基本的な姿勢はやはりお得先相手という感じになりますね。とても神経を使います。
実務の面でも病院からの依頼は最優先で、迅速かつ、正確なことが求められます。
でも、正直、薬局の仕事は本当にややこしいので、事務的なケアレスミスなどはしょっちゅう起こります。これはお互いさまというところなんですが、そういうときも、普段からよい関係を作っておけば、何かアクシデントがあっても「まあ、別にいいよ」と、なるわけなんですね。
ご近所づきあいみたいなものですが、日ごろからのお付き合いがすごく重要になってきます。ちょっとした世間話や、外ですれ違った時に当たり前ですが、挨拶をきちんとするなど、そういうとことが、要所要所で効いてくる気がします。
そういうわけで、今日は病院とのつきあい方について書きましたが、いかがだったでしょうか。
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