おはようございます!もう1月が過ぎて2月になりましたね!2月は節分やバレンタインデーなど、小売り業の方が忙しいシーズンですね。インフルエンザもまだまだ流行っていますので、お体に気を付けてください。
さて、今日は、正しい血圧の測り方について書いてみたいと思います。
私が勤める調剤薬局でも、薬剤師さんが投薬の際に患者さんによく尋ねられるのが、血圧の数値です。みなさまも、調剤薬局で聞かれたことがおありになるのではないでしょうか?
高い状態が続くと、脳卒中や心筋梗塞を招く恐れのある血圧ですが、どのように測ればいいのでしょうか。
血圧とは
血圧とは、心臓から全身に送り出された血液が、血管壁を押す力のことをいいます。心臓の収縮と拡張に応じて、血圧は上がり下がりします。
心臓が収縮し、短い時間で強い圧力がかかっているときの値を最高血圧、心臓が拡張しているときの血圧の値を最低血圧といいます。
正常値はどのくらい?
世界保健機構WHOによれば、血圧の正常値は、最高血圧が130㎜Hg未満、最低血圧が80㎜Hg未満となっています。
高血圧はどのくらいから?
日本高血圧学会によれば、家庭で測定した際、最高血圧が135㎜Hg以上、最低血圧が85㎜Hg以上であれば高血圧の疑いがあるとなっています。ただし、1回、測っただけでは、正しい数値なのか判断できませんので、継続的に測る必要があります。
正しく測定するためには?
- 毎日同じ時間に測りましょう
- なるべくリラックスした状態で測りましょう
- トイレは済ませておく
- 薬や食事をとる前に測りましょう
血圧計はどんなものがいいの?
最近では、家庭用の血圧計もさまざまな種類のものが出ていますが、どのタイプが一番、いいのでしょうか。
一番、おすすめなのは病院などにある腕をそのまま入れるだけで測れる(上腕式全自動タイプ)です。カフを巻かなくても腕を通すだけで、手軽に正確な測定ができます。ただし、値段がぐっと高くなります。
次におすすめなのは、上腕式の血圧計。これは、自分でカフを巻く必要がありますが、場所も取らず、簡単に、血圧を測ることができます。値段も2000円からとお求め安くなっています。私が以前、このブログでご紹介したのも、こちらの上腕式のタイプです。
あまりおすすめでないのは、手首式の血圧計です。手首式は慣れるまでは腕の角度を固定するのが難しく、上腕式に比べて誤差が出やすいのが欠点です。袖をまくらずに測定できる点と、コンパクトなので出張などにも気軽に持っていくことができるのは大きなメリットです。
測定を習慣づけるのがポイント!
血圧は1日の内に大きく変動しますので、毎日、同じ時間に、継続的に測定することが重要です。そのためには、朝起きたら測るとか、朝、排便の後に測るなど、自分で測定の時間を決めて、習慣づけてしまうといいと思います。
そのデータを分析して、正常値よりも高い場合は、高血圧の疑いがありますので、かかりつけの医師などにご相談されることをおすすめします。
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