こんにちは!今日もまたぐっと冷え込みましたね。先日、少し暖かい日がありましたので気が緩んでしまったのですが、まだまだ冬の気候です。
さて、今日は花粉症のお薬の中でも、人気ナンバーワンとの呼び声も高い、アレグラについて書いてみたいと思います。
アレグラといえば、私が勤める調剤薬局でも、アレルギーのお薬の中ではダントツに処方されていますから、お医者さんや、患者さんに強く支持されているお薬なのだと思います。
嵐の大野さんを起用したCMで一気に知名度も上がったこのアレグラ、どのようなお薬なのでしょうか。
アレグラ錠60㎎の効果は?
アレグラの添付文書によれば、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒に効果があるとされています。そう痒とは、聞きなれない言葉ですが、かゆみという意味です。
ドラッグストアで買えるの?
アレグラは、ドラッグストアでも購入することができます。
ドラッグストアで市販薬として売られているのは、アレグラFXです。
成分はフェキソフェナジン120㎎で15歳以上は1日2回、1回1錠の服用になっています。28錠入りで、価格は1500円くらいですので、2週間分で1500円ということになります。
眠くなりにくいの?
アレグラは、第二世代の抗ヒスタミン薬ですので、薬の成分が脳に移行しにくいため、眠くなりにくいお薬です。従来型の抗ヒスタミン剤で強い眠気を感じられた方も、アレグラなら、眠気を感じにくいのではないでしょうか。
また、アレグラなどの第二世代の抗ヒスタミン薬は、対処療法だけではなく、症状を引き起こす物質が体内に放出されないよう元から抑え、さらに症状の悪化も防いでくれます。
病院での薬価は?
病院で通常処方されるアレグラ錠60㎎は、12歳以上の方で1回1錠、1日2回服用となっています。アレグラ錠の薬価は1錠、57.4円ですので、1日2錠で114.8円。
1週間で803円になります。
健康保険を使った場合は、3割負担で240円になります。これに病院の診察料と、調剤薬局での調剤料がプラスされますが、2週間から3か月分まとめて処方してもらった場合は、かなり割安になります。
また、アレグラにはジェネリック医薬品がありますので、たとえば、フェキソフェナジン60mgの杏林を選択した場合は、1錠、23.2円ですので、1日2錠で46.4円。1週間で324円、3割負担で97円になります。
30日で1392円の3割で417円ですので、これに診察料と調剤料を合わせると市販薬のアレグラFXを1カ月分購入するよりも割安になるかもしれません。
本日もお読みいただきありがとうございました!もしこのブログがお気に召しましたら読者登録していただけると、大変、励みになります!よろしければ読者になるのボタンから読者登録よろしくお願いいたします。明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ。