38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

理学療法士と作業療法士の違い 

 こんにちは!今日は爽やかな秋晴れですね!こんな日はサンドウィッチを持って、近くの公園にでも行きたいなあと思いますが、仕事が待っています。がんばるぞ!(待ってくれているのかな?)

 さて、先日、私の働く調剤薬局に車いすの患者さんが来られました。その患者さんは事故で足を悪くされたようで、痛み止めのお薬のことでうちの薬剤師さんといろいろご相談されておられました。その会話の中で、「りょうほうしさん」という言葉が何度も出てきたのです。

「りょうほうしさん」って、なんぞや?実は、恥ずかしながら調剤薬局で働き出してからこういうことがよくあります。どの仕事でもあると思いますが、調剤薬局にも専門用語というか略称というか、そういうものが結構ありまして、38年間医療関係とは全く無関係の仕事をしてきた私には正直ちんぷんかんぷんなわけです。

 

 そういうときは同僚の事務さんや薬剤師さんに聞いたり、家に帰ってから調べたりするのですが、今日は「りょうほうしさん」について調べてみました。

なるほど!「りょうほうしさん」は、「療法士」さんなんですね。療法士さんには「理学療法士」と「作業療法士」があるようです。なんか、どこかで聞いたことはありましたが、実際にどんなことをする仕事なのか、二つの仕事にはそんな違いがあるのか、よくわかりません。そこで、今回は調べてみることにしました。

 理学療法士

  • 身体に障害がある人に基本的動作能力の回復をはかるため、治療運動などのいわゆるリハビリ運動をサポートする。
  • 運動療法(起立訓練・歩行訓練・持久力アップ訓練【トレッドミル】・平衡感覚を保つ訓練)や、物理療法(温熱療法や低周波治療、レーザー光線、牽引療法)などを行うことができる。
  • 国家資格

作業療法士

  • 身体や精神に障害がある人に、応用的動作能力や社会的適応能力の回復をはかるため、手芸や工芸などの作業ができるようにサポートする。
  • 国家資格

 この2つの職業は、言語聴覚士と並んでリハビリテーションの三本柱といわれいます。

 ちなみに言語聴覚士は、発語と嚥下の機能回復をサポートするプロフェッショナルで、国家資格です。言語聴覚士は名前からも作業内容がイメージしやすかったのですが、理学療法士と作業療法士は、名前を聞いてもどんなことをするのかよくわからなかったと思いますが、今回調べてみて違いがよくわかりました。

 理学療法士は、歩行や起立といった基本的な動作ができるようにリハビリをサポートする仕事で、作業療法士はハサミを使ったり、ボールで遊んだり、調理をしたり、社会生活を送る上に必要な運動ができるようにサポートする仕事というわけなんですね。

 以前、膝を痛めてしまって、整形外科に通院したことがあるのですが、そこで、電気治療をしてくれたのが、たぶん、理学療法士さんでした。そういえば、ご年配の方がたくさんマッサージを受けにきていましたが、整体とか、マッサージ店とかではなく、整形外科で、マッサージする場合は医療行為にあたるので、国家資格のある理学療法士さんが施術して下さるんですよね。今まで聞き馴染みがなかったですが、意外と身近にいらっしゃたんですね。

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もう期限が切れていました

 この間、薬局に来ていた車いすの患者さんはまだお若く、交通事故に合われたとおっしゃっていましたので、理学療法士さんとリハビリをされているのかもしれません。痛み止めのご相談をされていたので、たぶんまだ痛みがおありにあるのでしょうね。

 そんな中、リハビリをされているとしたら、大変なご苦労が伴うと思います。お薬で少しでも痛みが和らげばいいのですが。

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