こんにちは!今日もいいお天気ですが、暑さも絶好調で、体を夏モードに切り替えていくのが大変です。みなさんいかがおすごしでしょうか。夏風邪が流行っていますので、もし、おかしいと思われたら、早めに医療機関を受診されることをおすすめします。特にご高齢の方や小さいお子様は体温調節の機能がうまく働かないことが多く、重症化するまで自覚症状がない事も少なくありません。できるだけ周りのみなさんで様子を見て差し上げて、いつもと違うなとおもったら、早めに対応するようにしてくださいね。
さて、今日はあまりに身近にありすぎて、いまさら聞けない、「国民皆保険制度」について書いてみたいと思います。
「国民皆保険制度?なんだろ、聞いたことないな」と、思われる方もいらっしゃるかも知れません。私も最近までこの言葉を知りませんでした。
でも、ご安心下さい。これは、みなさんがいつも普通にお使いになられてるいわゆる「健康保険」のことです。
この「国民皆保険制度」は、日本国民と、在留資格1年以上の外国人なら、健康保険に加入し、保険料を納めれば、医療うける際の自己負担額が1~3割で済むという制度のことです。
この健康保険にはどんな種類があるのでしょうか。改めてまとめてみたいと思います。
国民健康保険
自営業者の方が対象の保険
共済組合保険
公務員や私立学校の教職員の方が対象の保険
健康保険 全国健康保険協会
常時5人以上の従業員がいる事業所で働くサラリーマンの方が対象の保険
健康保険 組合管掌健康保険
700人以上の従業員がいる事業所や同業種の企業のサラリーマンの方が対象の保険
船員保険
船員の方が対象の保険
高齢者医療制度
65歳以上の方が対象の保険
調剤薬局でレセコンの入力をする際も、健康保険の種類によって番号が異なります。
これはプライバシーの話にもなりますが、調剤事務をしていると保険証を提示してもらいますので、それを見れば、その方が自営業なのか、公務員なのか、サラリーマンなのかというようなことがわかるわけです。
ちなみに生活保護を受けている方は医療費がかかりませんので、保険証はお持ちになられていません。ですので、新規で行った調剤薬局でも提示してもらうことはありません。そのことはすでに病院の受付で手続きされており、処方箋をみればわかりますので、改めて調剤薬局で伝えなくでも大丈夫です。そのかわり区役所から送られてくる「調剤券」というものを毎月一回ご持参いただくことになっています。
国民の権利である「国民皆保険制度」の利用ですが、さまざまな事情で保険料が払えず、未加入という方もおられます。確かにこの制度は世界でもまれに見るほど使える制度ではありますが、保険料の負担はどんな方にとっても決して軽くないのが現状だと思います。もしものときのために加入するべき保険ですが、もう少し負担が軽くならないものかなあと切実に願う今日この頃です。
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