こんにちは!12月になってからも天気は良好!気温も穏やかで過ごしやすい日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
うちの近所にはキジ猫のノラ猫が住んでいるのですが、最近、ずっと道路で香箱を組んでいます。いつもならこの時期は一軒家の門柱の上とか、車のボンネットとか少しでも日差しの当たる暖かい場所に座っているのですが、今年はよっぽど暖かいのでしょうね。見かけるときは道路の上ばかりです。そうはいっても地べたなんで、冷えそうですが、猫の毛皮はよっぽど保温効果が高いと見えます。一日だけでも貸してもらえたらなあなんて。
さて、今日はお子さんの薬の飲ませ方・選び方について書いてみたいともいます。
お薬だいすき!という奇特なお子さんもたま~にいらっしゃいますが、まあ、たいていは、いやだ!にがい!まずい!飲みたくない!えーん!というパターンが多いのではないでしょうか。(うちだけかな?)
親としてはなんとしても飲ませなくてと必死のパッチ!なかなかの修羅場になることも少なくないわけですが、なんと!お薬の選び方でそんな修羅場が起こらなくなる可能性があるんのです。
これはうちの薬剤師さんにアドバイスしてもらって実践してみたのですが、本当に大成功!今までの修羅場はなんだったんだ!という気持ちになりました。
そのアドバイスというのはお薬の形状をその子に合わせて変えてみるというシンプルなものでした。でも、そのシンプルさゆえに見落としていたというか、気が付かなかったんですね。確かにうちの薬局でもシロップから、ドライシロップに変更してほしいという患者さんや、錠剤は無理だからシロップにしてほしいという方が結構いらっしゃいます。
これから冬本番、お子さんがお薬を飲む機会が多くなる季節ですので、今日はお薬の形状に関するそれぞれのメリット・デメリットを少しまとめてみたいと思います。
シロップ薬
- メリット
- 液体なので赤ちゃんの頃から飲ませられる
- 甘いので子供が嫌がりにくい
- 何種類かを混合して飲ませられるので服薬が1回で済むことが多い
- デメリット
- 液体なので口に味が残りやすい
- 変質しやすいので冷蔵保存が基本
- 砂糖が入っているので虫歯に注意
ドライシロップ・紛薬・顆粒・細粒薬
- メリット
- 持ち運びが楽
- 常温で保管できる
- ドライシロップは甘い味や香りがついていることが多いので子供が嫌がらない
- 食べ物や飲み物に混ぜやすい
- デメリット
- 粉なので飲みにくい
- 粉なので飲ませにくい
錠剤
- メリット
- 苦味などを感じにくい
- 一瞬で飲み終わる
- 持ち運びが楽
- 常温で保管できる
- デメリット
- 飲みにくい
- 飲ませにくい
- 飲み物や食べ物に混ぜにくい
お子さんのタイプに合わせてえらぶ
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小さなお子さんの場合はシロップ薬が処方されがちですが、シロップが苦手な子もいます。飲みにくさ、飲ませにくさを感じたら、お薬の形状を変えてもらってみてください。
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お薬の形状は医師や薬剤師に相談すれば大抵変更してもらえます。
うちの子供は甘いものは大好きなのですが、ジュースがあまり好きではなくて、シロップ薬を飲ませるのにいつも苦労していました。その話を薬剤師さんにしてみると、試しに錠剤はどうかな?ということになったので、一度、チャレンジしてみるとなんと大成功!本当に一瞬であの大変なお薬タイムが終わってしましました。うちの子は錠剤を飲むのが得意だったようです。
子供さんシロップ薬についてはこちらもどうぞ!
お薬を選ぶときは、お子さんは、錠剤が苦手とか、シロップが好きとか、そういう先入観でお薬を選んでしまいがちですが、そこが逆に盲点だったんですよね。確かに大人だって、錠剤が苦手な人もいれば、シロップが好きな人もいますものね。
お子さんの年齢によって飲ませられない形状のお薬ももちろんありますが、お薬を選ぶときは、子供だからという先入観は一度捨ててみて、その子がどんなものなら飲みやすいのかというポイントからお薬選びをされると服薬がスムースになるかもしれません。
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