こんにちは!今日は地域の防災イベントがありました。ずっと、参加しようと思いながら、行けていなかったのですが、先日の台風21号の時に怖い思いをしたので、ようやく参加してきました。
2時間ぐらいのイベントは本当にためになることばかりでした。その中でも、これはすぐに役に立ちそうだなと思ったのは、経口補水液の作り方のレクチャー。
災害時に避難する場所は圧倒的に体育館が多く、体育館の多くは空調設備が整っていませんので、熱がこもりやすく、熱中症になりやすいということでした。確かに冷房ががんがん効いている体育館なんて聞いたことがありません。でも、同じ広いスペースでも野球場やライブ会場、映画館などはエアコンがきんきんに効いているので、子供たちをないがしろにしている昔ながらの考え方といったところでしょうか。
このところの気温上昇に加え、めいいっぱい運動するスペースなんですから、エアコンはもはや設置してあげるべきだと思いますが、なんとかならないものでしょうか。
さてさて、話を戻して今年の夏はひどい猛暑でしたので、このブログでも経口補水液のお話を何度もさせていただいたのですが、冬にかけて風邪やインフルエンザが流行する時期にも脱水になりやすいので、経口補水液の出番がくることもあるかもしれません。
OS1など市販の経口補水液を1~2本ストックしておくのが一番いいのですが、このレシピは家にあるものですぐに作れますので、ご紹介させていただきます!
かんたん!経口補水液のレシピ(出典:大洋製薬株式会社)
- 食塩 2g(一番小さいティースプーン1杯程度)
- 砂糖 大さじ4杯
- 水 1リットル
なんと!材料はたったこれだけなんです。これを混ぜるだけ。とっても簡単でしょ?作り方のポイントはきちんと計量スプーンなどで測ること。それだけです。
ただし、これは、あくまで経口補水液が手元にないときの応急処置的なものですので、市販の経口補水液のようにカリウムを補うことができません。また、炭水化物の含量が高くなっています。作った経口補水液はその日のうちに飲み切るようにしてくださいね。
また、以前の記事でもご紹介しましたが、経口補水液は経口の点滴みたいなものですので、お医者さんなどの支持があったときに飲むようにしてください。
ちなみに私が勤める調剤薬局では、涼しくなると同時に経口補水液の売れ行きはピタッと止まりました。やはり経口補水液イコール熱中症というイメージが強いですものね。でも、これから流行するノロウイルスや、ロタウイルス、などのいわゆるお腹の風邪では下痢による脱水が起こりやすいです。
小さなお子様やご年配の方は特に急速に脱水が進みやすいので少しでも普段と違うなあと思ったら、迷わず病院に行ってくださいね。
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