こんにちは!近頃、天気のいい日が続いていますね。東京ではクリスマス頃から雨が降っていないということで、防寒対策さえ怠らなければそこそこ快適な冬を過ごせそうですが、厄介なのが空気の乾燥です。
これだけ空気が乾燥していると火事やインフルエンザなども気になりますが、もう一つ気になるのが、目の乾燥です。お正月が明けてから、私の勤める薬局にも眼科の患者さんがたくさんいらっしゃいます。
近頃、なんだか目が乾くような気がするなあという方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も今年になって、目薬を差す機会が増えています。
今日は目の乾燥を感じる病気の代表格、ドライアイの原因と予防法について、書いてみたいと思います。
うちの薬局でドライアイの患者さんに出される目薬といえば、ティアバランスやジクアスあたりが多いのですが、そもそもドライアイというのはどのような症状なのでしょうか。
ドライアイの主な症状は?
- 目が乾燥する
- 目がゴロゴロする
- 目が開けにくい
- 涙が出にくい
- 光がまぶしい
- 充血しやすい
- 目が痛い など
どんな病気なの?
通常の状態よりも涙の分泌量が減ったり、涙そのものの質が低下したり、涙の蒸発量が増えたりする病気です。
ドライアイの原因は?
原因に関してはまだ特定されていませんが、加齢や、ストレス、自己免疫疾患、降圧薬などの影響、生活環境などが関係していると考えられています。
目を使いすぎることで、目が乾燥し、ドライアイになると思われがちですが、そうではなくて、涙の分泌量異常などが原因でドライアイの状態になります。
ドライアイを治すには?
ドライアイの疑いがあるときは、眼科を受診して、本当にドライアイなのかそれとも違う病気なのか、診断を受けましょう。
ドライアイと診断された場合は、点眼液(目薬)による治療を行うことが多いです。
その他、生活習慣の改善では、
- 加湿器などをつけて目の乾燥を防ぐ
- エアコンの風に直接当たらないようにする
- パソコンの画面を目よりも下に置く
- 禁煙する
- ストレスをためない
- 目を酷使しない
などを守るようにして、目を労わるようにします。パソコンやスマホを使う時は意識的に瞬きをして、目を乾燥させないことも有効です。
コンタクトレンズはしてもいいの?
ドライアイと診断されたときは、できるだけコンタクトレンズは避けた方が良いです。コンタクトは角膜に直接つけるため、どうしても酸素が通りにくくなり、目が乾燥してしまいます。ドライアイの場合は、ただでさえ、目が乾燥している状態ですので、コンタクトレンズをしてしまうと、ますます目が乾燥してしまい、角膜などに傷をつけてしまうことがあります。
角膜の細胞は一度死んでしまうと新しく作られることはありません。角膜の細胞は、角膜全体に栄養を行き渡らせる働きをしていますので、角膜がの細胞が死んで、栄養が十分に行きわたらなくなると、透明だった角膜が白く濁ってきてきまします。
もし、ドライアイの症状がある時にどうしてもコンタクトレンズをしなくてないけないときは、医師に相談の上、できるだけ酸素透過性の良いコンタクトレンズを短時間だけするようにしてくださいね。
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