38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

予算は?どんなものを贈るの? 調剤薬局のお中元事情 

3つの高気圧の影響を受けているせいで連日、猛烈な暑さとなっている日本列島ですが、いよいよ夏休みもはじまり、海外の避暑地などで過ごされている方もいらっしゃるのでしょうか。

 この暑さのせいで日本一暑い南の島、沖縄が避暑地になっているというから驚きです。

 

 さて、そんな暑さを吹き飛ばしてくれるのが夏に届く嬉しいプレゼント、お中元です!高原のミルクジェラートや、クラフトビールの詰め合わせ、フルーツジュレに、老舗コーヒーショップのアイスコーヒーなどなど、普段は絶対に自分で買うことはない名産品、銘品が口に入る貴重な機会、それがお中元ですよね。!もちろん、それなりの地位にある人や日頃から人付き合いをきちんとこなしてらっしゃる方、限定のおたのしみですが。

 近年では縮小傾向にあるといわれているお中元市場、でも、調剤薬局ではなんのその!今もしっかりとお中元の習慣は続いています。と、いうよりお中元は調剤薬局にとって必須行事なんです。

 医療関係の業界は一につきあい、二につきあい、三、四がなくて、5につきあい、という世界です。横のつきあいも縦のつきあいもどれ一つとしてなおざりにすることは、できません。

 特に病院とは違い立場の弱い調剤薬局は、つきあいをなおざりにすればすぐに病院からそっぽを向かれて、はい、さようならということになってしまいます。

 そういうわけでうちの調剤薬局もこの時期になると、ストックルームにたくさんのお中元の品が用意されます。価格も3000円から5000円という一般的なものではなくて10000円はするようななかなかのの品物です。品物としては冷蔵や冷凍の物ではなく日持ちのするクッキーの詰め合わせや、タオルシーツのセットなどが多いようです。確かに相手はなんといっても先生様!贈り物を贈られることなんてきっと日常茶飯事です。

 それなりのお中元を持参してお得意の病院の院長先生に挨拶に行くのが、社長の夏の重要な仕事になっています。ちなみに営業的な意味を存分に込めているので、基本的にお中元は手渡しです。こういう機会にコミュニケーションを取り、日々の業務の問題点、不満点などを聞き出して改善していくということでしょうね。これは確かに重要ですね。

 ちなみに、病院さん側もお中元を返してくれるので、この時期の薬局はお菓子が潤沢になります。うちの薬局の社長は優しいのでほとんどのお菓子はスタッフに配られますが、友人の勤めている薬局ではすべて社長が持って帰ってしまうということでした。

 夏の暑い時期を乗り切る時にちょっと甘いお菓子があるとうれしいですよね。こういうものがあるのとないのとではモチベーションが違うというか、会社への貢献度が違ってくるのが人情です。

 今週のはてなブログのお題は「モチベ向上作戦」ですが、社長は実はこのお中元を使ってスタッフのモチベーションを向上させているのかもしれませんね。

 シンプルな作戦ですが、女性の多い職場ではなかなか効果のある作戦だと思います。

 

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