38才からの調剤事務

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フレイルってなあに?③ フレイルの予防法

 2018年、ロシア開催のワールドカップがついに開幕しましたね。サッカー好きのみなさまは寝不足の日々が続くと思いますが、いかがおすごしでしょうか?

 日本は直前まで監督交代があったりして、ひどくドタバタしていましたが、もうはじまってしまったので、ここは気持ちを切り替えて、強豪国に立ち向かって行ってもらいたいですね!

 優勝予想はドイツかな?

 

 なんていっておりますが、今日は昨日に引き続きフレイルのお話、フレイルの予防法について考えてみたいと思います。

 老齢期の虚弱「フレイル」は、寝たきりになってしまう大きな原因のひとつであり、劇的でなくじわじわと進行していくがゆえに見過ごしてしまうと、回復がとても困難になってしまいます。

 では、フレイルを予防するためにはどのようなことをすればよいのでしょうか。

 フレイルの原因となる主な要因は、高齢期特有の筋肉の減少「サルコペニア」です。 

 加齢に伴い筋肉に刺激を与える機会が減ると、筋肉量が低下し、筋力がどんどん衰えて行ってしまいます。そのため、動くのがしんどくなるため、動くのが億劫になり、体を動かさないので食欲もわかず、結果、フレイルになってしまいます。

 つまり「サルコペニア」を防ぐことで、「フレイル」を予防することができるということがいえます。

 では、サルコペニアを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。

 それはとてもシンプルなんですが、「運動すること」

 本当にそれに尽きるといっていいほど、これが一番効果的なんです。

 運動することで、筋力はアップし、動いても疲れにくくなります。そして、動くことでエネルギーを消費し、食欲がわきます。きちんと食事が取れれば、体重の減少も防ぐことができます。

 ここでひとつポイントなのは、運動はどんなものでもその人の好きなものを選べばよいのですが、できるだけ一人ではなく、誰かと行えるものを選ぶということ。そうすればフレイル予防の効果がぐっと高まります。

 なぜかといいますと、フレイルの原因として「人とのつながりがない」ということが挙げられます。仕事を退職してしまうと、家族以外の人間関係が全くないという方が少なくありません。

 もし、家族と同居していない場合は、一日中部屋でテレビばかり見ているという生活に陥ることがままあり、気がつけば何日も誰とも会話をしないということにもなりかねません。

 誰とも会わない生活が続くと、身なりに気を使うことがなくなり、不衛生な健康状況に陥ることもあります。

 逆に外でみんなとスポーツをしたりすれば、身なりも気になりますし、会話することで頭も使います。また誰かと食事に行く機会を生まれてきたりするので、ひとりで食事をするよりも生活にハリがでてきます。

 そうはいっても人付き合いが苦手な方には少しハードルが高いかも知れません。そういう場合は、散歩でもいいので、とりあえず部屋から出てみて下さい。日光を浴びることでカルシウムは形成されますし、誰かと会話しなくても外の景色を見ることで、脳に刺激が伝わります。

 過度な運動をする必要は全くありません。毎日、ゆっくり、ぼちぼち、気長に、たのしく継続的に運動することがフレイルに陥らない一番の予防法です。

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