38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

調剤薬局はまさに3密! 医療現場のリアル

  

 

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ぎゅうぎゅう!助けて~

 こんにちは!今日は昨日よりは気温が高くなったものの寒い雨の月曜日となりました。春は寒暖の差が激しいですが、こういうときに体調を崩してしまうんですよね。私はとにかく首元を冷やさないようにストールをぐるぐる巻きにして出勤しています。

 

 さて、今日もコロナ関連の話題です。東京都の小池百合子都知事の記者会見でぐっと認知度の高まった「3密」という言葉ですが、みなさまきちんと避けて過ごされておられますか?ソーシャルディスタンスの重要性についてテレビやネットで取り上げられていますが、この「3密」も同じように新型コロナウイルスの感染予防対策として注目されているワードですよね。

 私が勤める調剤薬局は医療機関ですので、自粛要請もなく通常通りの営業となっているのですが、残念ながら「3密」を避けるのがとても難しい職場なんです。

絶対に避けたい3密とは

 

 まず、「3密」の説明をいたします。「3密」とは、「密閉空間」「密集場所」「密接場面」の3つの「密」のことをさします。イメージとしては大阪でもクラスターが発生したライブハウスや、映画館、居酒屋、カラオケ、キャバクラなどでしょうか。認可外の敷地面積の狭い保育施設などもこれに当たるでしょうね。そして私の職場、調剤薬局も「3密」の例にもれません。

とにかく狭い調剤薬局?!

 

 ご存知の方も多いと思いますが、調剤薬局というのは、とにかく狭いんです。こんな狭い敷地面積でこれだけの利益を生み出す業種なんてそうそうないと思います。

 もちろん、イオンや大手のウエルシア、スギ薬局などのドラッグストアのように広ーい敷地面積で営業展開しているチェーンもありますが、基本的に調剤薬局は敷地が狭いです。

 それなのに、スタッフの数が多い!つまり人口密度が高いんです。よくどうしてそんなにスタッフがいるの?と聞かれるんですが、これは必要だから働いているというか、最新の監査機などがあっても、まだまだどうしても人の手と目がいるんですよね。まあ、もう数年すれば機械がほとんどのことを済ませてしまうでしょうが、現状ではまだまだ人力頼みなんです。いっぱいスタッフがいてもいつもせっせと仕事に追われているのが現状です。

どうしたらいいのでしょうか?

  

 これは、本当にどうすればいいんでしょうかね。毎日普通に働いていますが、実は切実です。調剤薬局にはもしかしたら新型コロナウイルスに感染した患者さんが来るかもしれません。もし、誰か一人にうつってしまったら。ほぼ全員に感染するような気がします。でも、いまのところ具体的な解決策は見つかっていません。運否天賦というか、神頼みというか、マスク頼みというか。今後もし、何か対策が取られたらこちらでお伝えしますね。

 お薬がないと命に係わる方がいらっしゃる以上、調剤薬局は現状も通常営業を続けています。

みなさんは、できるだけステイホームでお願いします!

 

 そんなわけで、テレワークができる方がうらやましいと思いながらパートに出る毎日ですが、テレワークができる方、会社を休める方はできるだけステイホームされてくださいね。

 経済のことを考えると何が正しくて何が間違っているか答えは出ませんが、とにかく感染しない、感染させないことを一番に考えるならステイホームが一番得策だと思います。

 

 明日もぜひ、当ブログへお越しくださいませ一日でも早くコロナが終息しますように。