こんにちは!全国的にはインフルエンザのA型がまだまだ猛威を振るいっていますが、私が勤める薬局では、1月の末あたりから、ゾフルーザの処方箋をあまり見かけなくなりました。もうみなさん、インフルエンザに罹り切ったという感じなのでしょうか?本当に、あれだけいらしたのが嘘のようです。
でも、それにかわって増えてきたのが、抗アレルギー薬の処方箋、フェキソフェナジン、タリオン、ファモチジン、セチリジン、などです。
ミスターマリックさんではありませんが、「うーん、きてます。きてます」、今年も、ちゃんと忘れずにやってくるんですね。花粉さん。うう。つらい。
症状はまだほとんど出ていませんが、私はもうタリオンを飲みはじめました。そういうわけで、今日は、今年の花粉状況について調べてみましたので、花粉症の方はぜひご覧になってください。
2019年の飛散傾向は?
日本気象協会の発表によれば、 2019年春の花粉飛散量は、例年よりも多いという予想でした。地方別では、東北から近畿でやや多く、中国地方では多い、四国は例年並みで、九州は例年並みか多めとなりそうです。北海道は例年を下回るということでした。
北海道と沖縄県は、春の花粉症の元凶になっているスギがほとんどありませんので、本州と比べて格段にスギ花粉症の飛散量が少なくなっています。その代わりに北海道では白樺の花粉が飛散しますので、白樺由来の花粉症が起こりやすくなります。
いつから飛んでるの?
スギに関しては1月からすでに少しづつ飛散が始まっていますので、花粉の飛散はもう始まっているということになります。
ピークはいつ頃?
スギ花粉は、福岡では2月下旬から3月上旬、広島・大阪では3月上旬、高松・名古屋では3月上旬から中旬、東京のピークは3月上旬から4月上旬、金沢と仙台では3月中旬から下旬にピークを迎えるというのが、日本気象協会の最新のピーク予想となっています。
でも、スギの飛散が終息してもすぐにヒノキの飛散がはじまるのが、春の花粉症の辛いところですよね。私もそうなのですが、スギの花粉症の方は、ヒノキの花粉にもアレルギー反応が出てしまう人が大半なので、花粉症の症状が治まるのは、やっぱり今年もヒノキの飛散が終息する4月下旬か、5月のゴールデンウィーク前ということになりそうですね。
抗アレルギー薬は早めの服用が効果的!
今の花粉症の治療薬は第2世代の抗ヒスタミン薬が主流になっています。これらのお薬は眠くなるなどの副作用も少なく、シーズン中飲み続けても重篤な副作用の心配がほとんどありませんので、大変、優秀なお薬ですが、効果が出るまで若干時間がかかります。
花粉症の方は、花粉の飛散が始まる2週間前から、お薬を飲まれるようにすると、つらい花粉症の症状をきちんと和らげてくれますよ。つまり、今はもうスギ花粉の飛散が始まっていますので、今日、すぐにでも飲み始めた方がいいということになりますね。
本格的なシーズンが到来すると、耳鼻科などは大変込み合いますので、病院でお薬をもらわれている方は早めの受診をおすすめいたします。
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