こんにちは!毎日、本当に寒いですね。1月もそろそろ終わる頃ですが、インフルエンザの流行がピークを迎えていますね。先日も、兵庫県の養護老人ホームで7人の方がお亡くなりになられました。改めてインフルエンザの怖さを思い知らされました。
そのインフルエンザですが、インフルエンザで高熱が出た場合、小学生くらいのお子さんが異常行動を起こしたりすることがある、ということは、みなさまも耳にされたことがあるのではないでしょうか。
ゾフルーザなどの抗インフルエンザ薬と異常行動との因果関係は、現段階ではきちんと証明されていませんが、インフルエンザなどによる高熱で、熱せん妄になることは珍しいことではないようです。今日は、この熱せん妄について調べてみました。
熱せん妄(ねつせんもう)とは?
熱せん妄とは、高熱が原因でせん妄状態が引き起こされることをいいます。せん妄状態になると、人によっては異常行動を起こすことがあります。
異常行動として代表的なものは、就寝中に突然、奇声を上げたり、支離滅裂、意味不明なことを話し出したり、起き上がって、部屋の中を歩き回る、壁に向かって走り出す、ベランダや玄関のドアを開けて、外に出ていくなどといったものがあります。
原因は?
さまざまな要因がありますが、高熱が出ることによって、脳から大量のノルアドレナリンやドーパミンが放出されることにより、せん妄状態が引き起こされると考えられています。
熱せん妄を起こしたら?
せん妄が起こっている子供さんは、幻覚が見えていたり、幻聴が聞こえていたりして、大変、怖い思いをしています。そばにいる人もいつもと違う子供さんの様子に動揺してしまいますが、今は高熱でせん妄状態になっているのだなといったん冷静になって、みてください。
それから、外へ出て行ったり、走ってぶつかったりしないよう、優しく抱きしめてあげたり、手を握ってあげたり、話にうなずいたりして、子供さんをできるだけ安心させてあげるようにしてください。
こんなときはすぐに病院へ
熱せん妄は、通常、数分から1時間程度で治まることがことが多いですが、長時間続いたり、痙攣を起こしているときは、脳症や、脳炎など、重篤な病気を引き起こしている可能性があります。そのようなときは、直ちに病院へ行くようにしてください。
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