おはようございます!1月も後半となりましたね。やはり1月はあっという間に行ってしまう月のようです。最近、めっきりノラ猫をみかけなくなりました。あんなにうろうろしていたのに、どこにいってしまったのでしょうか。この寒さですから暖かい場所にでも避難しているのでしょうか。
さて、今日は目薬のさし方のお話を書いてみたいと思います。調剤薬局で働くまで目薬に正しいさし方があるなんて思ってもみなかったのですが、当然のことながらちゃんと正しい方法があるものですね。投薬の際、薬剤師さんが患者さんにレクチャーするのを聞いて、自分がずっと間違ったさし方をしていたことに気づきました。
間違ったさし方をしていると効果が半減する場合もあるというので、ちゃんと理解しておく必要があります。目薬の正しいさし方とはどのようなものなのでしょうか。
点眼液(目薬)の正しいさし方は?
- 目薬を差す前に、手を清潔にします。
- 上を向いて、下まぶたを引き、点眼液の容器の先が眼球や、まつげなどに触れないように気をつけて1滴だけ目にさすようにします。
- 目の結膜のう(まぶたと眼球の間)に貯めておける最大液量は、25~30μlで、目にもともとある涙液が7μlです。点眼液は1滴あたり30~50μl出るようになっていますので、1滴、点眼液をさせば目から溢れてしまう計算になります。つまり、2~3適さしても目から溢れてしまうだけですので、目薬を無駄に使ってしまうことになるわけです。
- 差した後は、余分な目薬をティッシュなどで拭き、目を軽く閉じて、成分が染みわたるまで3~5分安静にします。
まばたきをしてはいけないの?
目薬をさした後にまばたきをしてしまいがちですが、まばたきをすると、そのたびに、目薬の成分が涙道に流れてしまいます。
目薬をさしたあとは、まばたきはせず、軽く目を閉じて3~5分安静にするようにしてくださいね。
2種類以上ある場合?
2種類以上の目薬を処方されたときに、同時にさすと、目薬の成分が目から溢れて流れ出てしまいます。複数の目薬をさす場合は、5分以上の感覚を開けてさすようにします。さす順番に医師の指示がある場合は、支持の通りに差してください。
目薬は家族で使いまわさない
目薬を家族で使いまわすのはとても危険なのでやめておきましょう。
目薬の点眼容器に細菌やウイルスが付着した場合、すぐに他の家族にうつってしまいます。特に、小さなお子さんは抵抗力も弱いので、こどもさんがたくさんいらっしゃるご家庭では、目薬に子供さんの名前を書くなどして、子供さんごとに目薬をわけて使うようにしてくださいね。
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