こんにちは!今日から3学期が始まりました。白い息を吐きながら元気に駆けていく子供たちを見ていると、こちらまでよし!がんばるぞ!という気持ちになります。
いつも閲覧させていただいているブロガーさんの記事に、雪かきのお話があり、雪国の方は、通勤や通学の前にまず雪かきが日課という方も多いのだなということを改めて知りました。毎日の重労働、本当にご苦労様です。事故やけがにはくれぐれもご注意してくださいませ。
さて、今日は素朴な疑問シリーズ、お薬はお茶で飲んでもいいの?ということについて書いてみたいと思います。
ずいぶん前に、お薬の飲み合わせの記事でも触れたのですが、普段、ついついやってしまうお薬のお茶のみ。実のところどうなのでしょうか。
どうして水かぬるま湯で飲むの?
お薬飲むとき、たいていお水かぬるま湯でお飲みくださいと、書かれてありますが、それはどうしてなのでしょうか。
お薬は水やぬるま湯で飲むことによって、お薬が胃で溶けて、小腸などで吸収されやすくなります。多くのお薬は小腸で吸収されますので、胃で溶かしておくことで、効率よく吸収できるようになります。
また、水なしで飲んだ場合、お薬が溶けにくくなり、効きが悪くなったり、効きが遅くなったりすることがあります。飲む水が極端に少なすぎるのもよくありません。
それに水なしでお薬を飲むと、飲み込む際に食道を傷つけたり、お薬が食道に張り付いたりすることがあり、大変危険ですから、水分と一緒に服用するタイプのお薬を飲む場合は、必ずコップ一杯程度の水やぬるま湯で、飲むようにしてくださいね。(人工透析などで水分の摂取を制限されている方は、医師の指示通り服用してください)
お茶で飲んだらだめなの?
お薬をお茶で飲んではいけないということは、よく耳にされるフレーズではないでしょうか。実は、これ、お茶に含まれるタンニンが薬に含まれる鉄と吸着すると、吸収されにくくなるからなんですね。つまり、お茶でお薬を飲むことによって、お薬の効き目が弱まってしまうからなんです。
ですから、鉄欠乏性貧血などの症状で、鉄を含むお薬を飲んでいる方は、気をつけなければいけませんが、そうでない場合は、それほど神経質にならなくても大丈夫ということでした。
また、最近のお薬は非常に研究されていますので、昔のようにお薬をお茶で飲んでも、効果効能に影響が出にくくなっていきています。
紅茶で飲んでも大丈夫?
鉄剤のようなお薬などを除けば、お茶で飲んでも薬の効き目が極端になくなるということは稀ですが、カフェインが強い玉露や紅茶、コーヒーなどはできるだけ避けた方がいいです。カフェインの作用で薬の効き目が弱くなってしまったり、逆に強くなってしまったり、することがあります。特に、精神神経薬、抗菌薬、強心、気管支拡張薬、解熱鎮痛薬や、抗血栓薬などは避けるようにして下さい。
面倒でも水か、ぬるま湯で
毎日、お薬を飲まなくてはいけない方にとっては、ときに面倒ではありますが、やっぱり、お薬は水かぬるま湯で飲むようにして下さいね。せっかくのお薬がきちんと効かないとお薬代ももったいないですし、体も大切にできませんものね。
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