こんにちは!今日は薄曇りの朝ですね。去年の今頃書いたブログの記事を見返してみると、とても厳しい寒さだったとありましたので、今年の冬はやっぱり例年とは様子が違うようです。
さて、先日、子供のアレルギー検査について書きましたが、今日はその費用について書いてみたいと思います。
子供の医療費はほとんどの自治体で助成がある
お子さんがいらっしゃる方がすでにご存じだと思いますが、現在ほとんどの地方自治体では子供の医療費は公費で助成されています。
大阪市の場合は、0才~18歳(18歳に達した日以後における最初の3月31日)までは、医療費は1回の受診で最高500円までとなっており、ひと月に支払う額も最大2500円、調剤薬局で支払うお薬代は無料となっています。
この公費が適用されるためには、大阪市が発行するこども医療証の提示が必要ですので、病院や薬局に行かれる際は、健康保険証と一緒にご持参ください。
アレルギー症状がある場合
私の子供の場合、離乳食でバナナをつぶしたものを食べさせたときに、お腹全体にばっと蕁麻疹がでました。これはきっと食物アレルギーだなと思い、急いで小児科を受診すると、病院でそのまま血液検査ということになりました。
うちの子の場合、そのときにアレルギー症状がありましたので、治療目的の検査になり、保険適用となりました。費用は、一般の外来時と同じく500円でした。
保険が適用されるかされないかのポイントは、アレルギーを疑わせる症状があり、医師が検査を必要だと判断するかどうかというところにあるということです。
保険の適用になるかならないかの判断は医師の裁量によるところが大きく、昨今ではアレルギー検査には保険が適用されないことが多くなってきています。
ただ小さなお子様にとってアレルゲンを特定することは、命を守るためにも大変重要なことですので、重篤なアレルゲンの特定はできるだけ小さいうちにできるような体制が整うといいなと思うのですが、アレルギー検査は費用が高いようで、現状では自費というところが多いようですね。子供医療の今後の課題でしょうか。
症状はないが、アレルギーがあるか検査したい場合
たとえば、お母さんやお父さんに食物アレルギーがある場合、お子さんにもアレルギーがあるのじゃないかと心配になりますよね。今、アレルギーの症状はでていないけれど、なんのアレルギーがあるのか、ないのか、調べてみたい、そう思われる方も多いと思います。
そのようなスタンスで病院で検査をする場合、患者の希望ということになり、現在症状がない状態なので、治療目的とはならず、保険適用外の自費ということになることがほとんどです。健康診断とか人間ドッグと同じような扱いになるんですね。
検査項目の数によって費用がかわる
アレルギーの検査項目は今は多種多様です。自費で検査をしようと思う場合は、お子さんに必要と思われる検査項目を医師と相談し、選択することができます。治療目的の場合は、医師が必要と思われる検査項目だけなされる場合が多いので、自費の場合の方が、より多くのアレルギーを調べることができるということになります。
自費の場合の検査費用は検査項目の数によって変わり、検査項目が多くなると費用も高くなることがほとんどです。
検査費用の相場は
アレルギーの検査の費用は検査の項目の数によって変わりますが、子供さんの場合、相場は1000円から2500円程度のところが多いようです。病院によっては5000円から1万円というところもありますので、事前に確認しておくと支払いの時に焦らずに済むと思います。最近では昆虫のハチのアレルギー検査などもあります。
事前に医師と相談する
アレルギー科など、アレルギー検査に力を入れている病院などではホームページなどに検査項目や費用などが掲載されている場合が多いので事前にチェックができます。また電話で問い合わせたり、直接医師に相談して、費用や検査項目などについて聞いておくと、安心して検査が受けられますよ。
アレルギーにはソバやピーナッツなど重篤なアナフィラキシーショックを起こすものもありますので、少しでも気になるなと思うことがある場合は費用はかかりますが、一度、検査しておくことをおすすめします。
子供さんのアレルギー検査についてはこちらをどうぞ
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