38才からの調剤事務

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患者さんとの別れ されど調剤薬局

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少しの時間でも思い出ができます

 こんにちは!今日はぐっと気温が下がりましたね。冬のコートを着て、マフラーをぐるぐる巻きにして出勤してきました。

 こんな秋の日はふと内省してみたり、普段、時間をかけて考えてこなかったことに向き合ってみようという気になります。

 そういうわけで、今日は患者さんとの別れについて書いてみたいと思います。この別れというのは患者が亡くなってしまうという意味の別れです。

 

 調剤薬局なんてただの薬局でしょ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはやっぱり医療関係の仕事なんですね。これは私も働いてみるまでわかりませんでしたが、薬局は思っていたよりもずっと人の死と関わりのある職場でした。

 もちろん、私は事務なので、薬剤師さんのように在宅の患者さんのお宅に訪問したりすることはないので、具合の悪い患者さんに直接お会いするようなことはありません。ですが、いつも処方箋を薬局に持ってきてくださった方が、お亡くなりなったということを知らされることはよくあります。

 これは提携している病院の種類にもよると思います。たとえば、耳鼻科や眼科、小児科といった病院の近くにある薬局でしたら、患者さんの死がそれほど近いものではないかもしれません。ですが、私の勤める薬局はご年配の方多く通われている内科ですので、最近、お見かけしないけどどうされているかな?と思っていたら、家族やケアマネージャーさんから、〇〇さんは亡くなりましたというお話をお聞きしたりすることがあります。

 薬局なので喫茶店やコンビニのようにしょちゅうお会いするわけではありませんが、ひと月に一回、受付でご挨拶するだけでも、お元気かな?お薬はきちんと飲めているかな?と勝手にいろいろ思ったりしているものですから、お亡くなりなったと聞かされると、やっぱり寂しい気持ちになります。

 うちの薬局に来られる患者さんはみなさん優しい方が多いからでしょうか。お薬手帳を渡してくださるときににこにこと笑顔を見せていただいた方などはそれだけでとても印象に残ることが多いです。

 ご年配の方が持病をお持ちのことが多いので、ずっと何年も通ってきてくださることが多いので、月一回でも患者さんのことをちゃんと覚えておけるんですね。

 たかが調剤薬局なんてと思われるかもしれませんが、それだけのつながりでも、私のように勝手にいろいろと思っている人間もいるんだということかもしれません。漠然と私もどこかでそういう風に思われていたりするのかなあと思ったりします。人は孤独に見えても必ずどこかで誰かとつながっているものなんでしょうね。

tyouzaijimu.hatenablog.jp

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