こんにちは!少しずつ秋らしくなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。ようやく今年の猛暑からも解放されるのでしょうかね。
さて、今日、新聞をみてびっくりしたんですが、なんと、もうすでにインフルエンザで学級閉鎖になった学校があるとのこと!
学級閉鎖となったのは、東京都内の小学校で児童32人のうち、14人が発熱などの症状で欠席、さらに一部の児童がインフルエンザと診断されたため、学級閉鎖となったそうです。
そうなんですね。実は9月にインフルエンザが原因で学級閉鎖になることは決して珍しいことではないんです。最近、インフルエンザに関する記事をたくさん投稿させていただいておりますが、9月は子供さんたちの体調不良が頻繁に起こる季節なんです。
みなさんのまわりでも最近、風邪が流行っていませんか?私の勤める薬局でも風邪の症状をうったえる子供さんが増えてきました。
なぜこの9月にインフルエンザで学級閉鎖になったり、風邪の患者さんが増えるのかといいますと、その理由は夏の暑さにあります。
夏の暑さによって体が疲労しているところに、急に秋がやってきますと、体が寒暖差に適応できずに自律神経が乱れます。そうすると、免疫力が低下して、インフルエンザのウィルスなどの負けてしまうというわけです。
徐々に季節が変わっていけば、体も気温の変化に対応できるのですが、急激な温度変化や寒暖の差が起こると、大人でもそうですが、小さなお子様は猶更、体が対応するのが難しく体調を崩してしまいます。
また、9月は新学期がスタートし、たくさんのお友達との集団生活が再び始まる季節です。もし体調不良の生徒さんが1人、2人と少なかったとしても、生徒さん全体の免疫力が低下している場合、あっという間にクラス全体に広まって、学級閉鎖という事態になってしまうというわけです。
さらに夏休み中に海外旅行に行った子供さんが、なんらかのウィルスに感染して帰ってくる場合もあるようです。
まだ半そでで過ごしているからといって、油断は禁物なんですね。
では、免疫力を低下させないためにはどうすればよいのでしょうか。しっかりと睡眠をとる。バランスの良い食事を心掛けるなど、基本的なことも重要ですが、一番、手軽で効果的なのは、実はこまめな着替えです。
汗をかいたらタオルで拭う、または着替える。寒さを感じたら、カーディガンなどを羽織る、靴下を履くなどして、できるだけ温度変化を少なくすることで、体に与えるストレスを軽減させることができ、免疫力を保つことができます。
これから気温も下がっていき、空気も乾燥してきますので、風邪などが流行ってくるシーズ到来ですが、免疫力を低下させないようにすることで、防げる病気もたくさんありますので、みなさん、頑張りましょうね!大人も子供もインフルエンザになるのは嫌ですものね。
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