38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

台風21号が強烈すぎて病院が次々に休診!

 こんにちは!今日は関西地方に非常に強い台風が接近するということで、朝から学校はお休みになりましたね。電車やバス、飛行機、船もほとんどが昼頃から運転を取りやめましたので、会社や商業施設などもお休みのところが多数ありました。あの商魂逞しいUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)でさえ前日から休園を決めていましたが、それはそうですね。

 

 なにせ大阪市内でも最高風速40キロ以上と予想されていました。風速40キロメートルを時速に直せば144km。新幹線の窓からおーいと顔を出しているようなものです。そんな中でハリウッドザドリームズライドなんかに乗ったらそれこそ、大阪湾まで吹き飛ばされてしまうかもしれません。

 でも、私の勤める薬局は今日もニコニコオープンしておりました。それでも、昼前まではぜんぜん何の問題もなかったんです。ちょっと風の強い雨の日くらいの感覚でふつうに仕事をしておりました。もちろん、患者さんは通常よりも少なかったのですが、それでもゼロではなくちらほらと来局されていました。

 そういうわけで、まあ、こんなもんだろうなと思っていたのですが、これが大間違いのポンポコピー。天気予報の予想通り、正午を過ぎたあたりから、窓ガラスが今まで立てたことのないような音を立て始めました。イノシシなんかが思い切りぶつかっているのかと思うようなものすごい音です。

 患者さんもいつの間にか来られなくなって、外の様子を見てみると、そこはもうインディペンデンスディのような世界。町から人は消え、風が木々をなぎ倒して吹き荒れていました。私の体にも風が塊になってぶつかってきて、髪の毛は一瞬で乱れ、体が後ろに倒れそうになりました。

 これは、やばいぞ。

 風に押し戻されるように薬局に戻ると、電話が鳴りました。近くの薬局から休診の連絡です。その後も次々と病院から休診を告げる電話が続きます。

 大阪は今年でこそ大きな地震や台風がきていますが、50年近く自然災害の被害をそれほど受けたことがありません。台風がきても、ベランダのじょうろが落ちたなとか、地震でも、あ、揺れたかな。という感じでした。

 ですから、台風がくるぞといわれても、実感が湧きにくいんです。たぶん、近隣の病院もお昼を過ぎたら収まるから、午後診はできるなという感じだったのだと思います。

 でも、今回の21号はケタが違いました。予想をはるかに超えた規格外。読売テレビTenの気象予報士の蓬莱大介さんが「これまで私たちが体験したことがないようなことが起こります」と、おっしゃていましたが、その通り!今回の件で、自分の短い物差しですべてのことを測れると思ったら大間違いだと思い知りました。

 結局、うちの薬局も閉めることになり、スタッフは車でみな送ってもらって、無事に帰宅することができたのですが、車もいつ横転するかというほどの暴風でした。

 今回の台風で、どれくらいの被害が出たのかまだわかりませんが、自然の脅威を全身で体感した一日でした。

 こんな大変な日も、当ブログにお越しいただきありがとうございました!また、お暇なときにはぜひ当ブログにお越しくださいませ。