38才からの調剤事務

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絶対にやってはいけない! 薬代 自己負担額が高くなる3つのこと 

 

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おかねを捨てているようなもの?

 こんにちは!ここ数日は大阪は過ごしやすい気温が続いています。と、いっても、もちろん暑いのは暑いのですが、7月後半あたりのあの肌を刺すような日差しが弱まって、日傘が無くても歩けるくらいです。でも、岐阜や東海地方はまだまだ暑いようですね。みなさま熱中症にはくれぐれも気を付けて下さいね。

 さて今日は、絶対にやってはいけない!薬代が高くなる3つのことという少したいそうなタイトルなのですが、調剤薬局でお薬をもらったときに、前にもらったお薬と全く同じお薬なのになぜか料金が違ったという経験はございませんか?

 なぜそんなことが起こるのかということを簡単に説明してみたいと思います。

 

 病院の診察料と同じように調剤薬局でお薬をもらう際も、その料金は予め決められた点数計算によって算出されます。その際、以下のようなことをすると、通常より料金が加算されてしまうのです。では、どのようなことをしたら薬代が高くなるのかまとめてみます。

 

休日に処方箋をもっていく ✖

 日曜日及び祝日(1月2日、3日、12月29日、30日及び31日も含まれます)に処方箋を調剤薬局の窓口に持って行ったり、ファックスで送信したりすると、休日加算として、処方箋受付1回につき40点を所定点数に加算されてしまいます。

 

調剤薬局の営業時間外に処方箋をもっていく ✖

 午後7時(土曜日は午後1時)から午前8時までの間にに処方箋を調剤薬局の窓口に持って行ったり、ファックスで送信したりすると、時間外加算として、3割負担で120円、2割負担で80円、1割負担で40円 (※0割負担の方は費用の発生はありません。)加算されてしまいます。

 調剤薬局の営業時間は入り口など、みんなの目につくところに表記されていますので、処方箋を出す際は念のため確認して下さい。

 

お薬手帳を持参しないで毎回いろいろな薬局に行く ✖

 以前は逆だったのですが、2016年(平成28年)度からは、お薬手帳を半年以内に同一薬局に持参した際に、患者の自己負担代金が安くなるようになりました。つまり、半年以内に複数回、お薬を受け取る方は、お薬を手帳を持参せずに、毎回いろいろ薬局に行くと、結果的にお薬代が高くなってしまいます。

 

 つまり、日曜日や祝日、薬局の営業時間外に処方箋を出すと、同じ処方箋内容でも割増料金を取られるということなんですね。

 たしかにレストランなどでもお正月は休日料金を取られたりしますが、なんかちょっと損したような気分になりますよね。

 でも、どうしても忙しくて平日に薬局にいけない!という方、大丈夫です。

 そういう方はこうしてみて下さい。とりあえず、処方箋発行日から4日以内の平日の営業時間内に処方箋を持って行ってください。お薬を受け取るのは、日曜日でも祝日でも大丈夫です。平日の営業日に処方箋を薬局に持っていきさえすれば、受け取りはしょうみ日曜日でもいつでも大丈夫なんです。あくまでも料金が加算されるのは、処方箋受付日。

 お薬を待っている時間なんてないわーという方はとりあえず、平日の営業日に出しさえすれば、あとはご都合のいい日に受け取りに行けば加算はされません!

 これにはからくりがありまして、処方箋は通常、薬局が受け取った日が調剤日になるからです。だから、もし、どうしても日曜日しか受け取りに行けないわという方は、平日にLINEやファックスで処方箋を薬局に送信してしまえば、OKです。

 ファックスやLINEなどで処方箋を受診可能かどうかは事前に薬局に問い合わせておいてくださいね。

 お薬代も案外ばかになりませんので、ぜひ加算を取られない方法でお薬を買ってみて下さいね。

tyouzaijimu.hatenablog.jp

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