38才からの調剤事務

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血液型が変わるって本当? ちょっと不思議な血液型のお話

 大阪では台風が去ったようで、朝から強めの風が吹いています。窓を開ければ冷房をつけなくても十分快適に過ごせるくらいの気候ですごく助かりますが、あの暑さはいったいなんだったんだろうと思ったりします。  

 

 近所のお寺では台風の風で古い樫の木が倒れていました。怪我をした人がいなかったそうなので幸いでしたが、お寺には古くからはえている木が多いので、他の木にもダメージが少なからずあったんだろうと心配な気持ちになります。

 さて、今日は、血液型のお話をしてみたいと思います。

 患者さんの中に輸血されている方がいらっしゃるのですが、その患者さんの話をしている際に、看護師さんが「奥さんが、血液型も変わったっていってらしたわ」と、いってらっしゃるのが耳に入りました。

 血液型が変わるっていったいどういうことなんだろうそういえば、小学校の時にクラスメイトに血液型がわからないという子がひとりいました。その子は小さい産婆さんで生まれたので調べなかったというようことをお母さんから聞かされたといっていました。確かに生まれたばかりの検査では誤診が起こりうるそうで、A型といわれていたけど大人になって献血したら、B型だったという人もおられます。

 その患者さんもそういうことなのかなと思って聞いてみると、そうではなくて、骨髄移植をされた結果、血液型が変わったということでした。

 確か12代目市川團十郎さんも骨髄移植されてA型からO型に変わったとニュースでおっしゃっていたのを覚えています。

 興味を持ったので、骨髄移植について少し調べてみたところ、確かにそういうことは起こるそうです。

 骨髄移植は、白血病や再生不良性貧血などの患者さんにドナーの骨髄細胞を静脈内に注入して移植するという治療法ですが、このとき、重要になるのは、一般的な血液型と呼ばれている赤血球の型ではなくて、白血球の血液型HLA型が適合することが重要になってきます。

 つまり、HLA型が適合していれば、血液型が異なっていても問題ありませんので、造血細胞を注入した後、血液型は、骨髄液を提供してくれたドナーの血液型になるということになります。

 血液型占いにはその梱根拠を示す科学論文、医学論文はいまだ発表されていませんが、やっぱり、そういうことなんでしょうね。これには『血液型人間学』を出版して日本中に血液型占いを定着させた能見正比古氏もびっくり!かもしれませんね。

 そもそも1つのDNAに2つの血液型があるキメラという方もいらっしゃいますし、最近ではテレビでも血液型占いはすっかり影が薄くなってきていますもんね。一時はトクダネ!やちちんぷいぷいでも毎日血液型占いのコーナーがありましたが、いつの間にかなくなっていますね。一つのブームだったということでしょうか。

 個人的には赤血球の型は注目されるのに白血球の型は全く注目されていないというがおもしろいなあと思いました。

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