昨日は、熱帯夜で寝苦しかったですね~。うちではまだエアコンはつけていないんですが、昨日は何度もエアコンのリモコンに手が伸びそうになりました。
これだけ暑いと室内でも熱中症になりますので、みなさまこまめな水分補給をお忘れなく、元気に夏を迎えましょう!
さて、今日は昨日からの続きで病院の紹介状について書いていきたいと思います。
2016年以降、病床(ベッド)が200以上あるいわゆる「大病院」では、紹介状がないと初診料として約5000円がかかるようになりました。
つまり「ちょっと最近、胃の調子が悪いな~。近くに病院もあるけど、せっかくならしっかり大きな病院で診てもらおう!」と思って、大学病院や国立病院などに突然行くと、「はい、5000円」となってしまうわけです。もしくは、最悪、診察してもらえないという病院もあるんです。
つい先日も友人でヘルニアで大きな病院にかかろうとしたときに、「紹介状がない方は特別緊急を要する場合を除いて診察をご遠慮いただいております」と、断られたという話をしていました。
これは、医療機関の規模に応じた役割をきちんと果たすために制定されたもので、大学病院や医療センターなどは高度な治療、診療所などは通院による治療をというように治療を分業する目的があるそうです。
うーん、大病院の敷居が高くなってしまったなあ。と、思われた方、大丈夫です。紹介状さえあればちゃんと診てもらえるのでご安心下さい。
紹介状をもらうためには、今、かかっている病院のお医者さんに頼んでかいてもらえば大丈夫です。また、かかりつけのお医者さんがいなくても紹介状は基本的にどの医療機関でも書いてもらえますので、まず、近くの病院で診察を受けるのがいちばんスムーズな方法になります。
紹介状をもらう際には、基本診療料(初診料や再診料)と紹介状作成料がかかりますが、保険外併用療養費(大学病院などで紹介状がないときにかかる費用など)より多くはかかりませんし、紹介状なしよりも優先して診療を受けることができ、待ち時間も短くなるというメリットもあります。
また、コスト面だけでなく、今までの診療内容が紹介状に記載されますので、症状の引継ぎがスムーズになりますし、かかりつけ医(主治医)で検査を行った場合、その結果も紹介状に含まれますので、検査の重複が少なくなるというメリットもあります。
紹介状を書いてもらうのはそれほど手間ではありませんので、もし、今かかりつけのお医者さんの治療に疑問を抱いている方や、もっと精密な検査を受けたい方は遠慮せずにお医者さんに診断書を書いてもらってください。
それに信頼できるお医者さんでしたら、症状を見て大きな病院で検査した方がいいと思ったら、先生の方から必ず勧めてくれるはずです!
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