38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

調剤薬局と在宅介護の関わり方

 今日は朝から激しい雨が降っています。地震で地盤が隆起したり、亀裂が入っているところではこの雨によって土砂崩れなど重大な二次災害を招きそうで怖いですね。

 大阪地震から二日が過ぎ、なんとか交通インフラはほとんど復旧しました。それでも徐行運転が続いている線も多く、特急や新快速がほとんど走っていない通勤の足にいつもより時間がかかってしまいます。

 

 外は雨で、電車の中の湿度もとても高いので、通勤の時間は快適とは程遠い空間だと思います。毎日、電車やバスを使って通勤されている方はくれぐれも脱水を起こさないようにこまめな水分補給をしてくださいね。お若い方でも年齢に関係なく熱中症による脱水は起こりますので、ご用心ください。

 幸い私の勤務する薬局は地震による被害もなく、棚から少し薬が落ちるくらいでいつも通りの営業を続けることができています。ただ、まだ余震が続いているので、薬局の外を大きなダンプカーなどが大きな音を立てて通っていくと、一瞬どきっとして天井の電気をチェックしてしまいます。地震の際は電気がブランコのように揺れました。

 さて、今日はご自宅で介護されている方、いわゆる「在宅」患者さんと調剤薬局との関わりについて書いてみたいと思います。

 病院や施設で介護を受けている方以外にご自宅で介護を必要とされている方も多く、調剤薬局ではそのような方たちにお薬を届けたり、服薬指導をしたりしています。

 もちろん、そのような務めは私のような調剤事務員にはできません。薬剤師さんの出番となります。

 その大まか流れをご説明すると、まず、在宅患者さんのかかりつけの医師が訪問し、診察します。そして、薬が必要な場合は、処方箋を出します。その処方箋はだいたいファックスで送られてきますので、それを用意し、いよいよ薬剤師の出番となるわけです。

 いつものように処方箋、患者さんの薬歴などをチェックし、調剤します。そして直接、患者さんのご自宅に出向き、お薬をお渡しします。

 その際、薬の説明をするだけでなく、患者さんの健康状態についても伺います。もし、なにか気になることがあれば、かかりつけの医師や、ケアマネジャーさん、ヘルパーさんなどに相談して連携を取ります。

 また、ずっと定期的にお薬を飲み続けている患者さんの場合は、「お薬カレンダー」という壁掛けタイプのポケットホルダーや、配薬ボックスなどに曜日ごと、処方ごとに薬をセットして持って行ったりします。そうすることで、薬の飲み忘れのチェックを簡単に行うことができるからです。

 患者さんのお薬の飲み忘れというのは本当によく起こることなのですが、放っておくと患者さんの命に関わることもあることもありますので、「お薬を正しく管理する」というのも薬剤師の重要な役割なのです。

 もし、ご自宅でご家族を介護されている方などでお薬の管理を薬剤師に頼みたい方や、お薬の相談をされたい方は、お近くの調剤薬局でぜひ相談してみて下さいね。

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