38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

調剤薬局で頼めること 残薬の調整は?お薬の変更はできる?

全国的に不安定な天気が続いておりますが、みなさまお風邪などひいてないでしょうか?今年は寒さが厳しくて、我が家の電気代も過去最高を記録しました。でも、できるだけ部屋を暖めるようにしているおかげで、家族みんな風邪で寝込まずに済んでおります!でも、早く暖房を使わないで過ごせるような季節になって欲しいです。

 さて、今日は調剤薬局でできることについて書いてみたいと思います。

 

 突然ですが、みなさん、処方箋をじっくりご覧になったことはありますでしょうか?ちらっと見たことがあるよっていう方は多いと思うんですが、どんな薬がどんな飲み方で処方されているかどうか、じっくりご覧になる方は少ないんじゃないでしょうか?

 私も調剤事務の仕事をはじめるまでは全くと言っていいほど処方箋を見たことはありませんでした。病院でもらったらそのまま調剤薬局の受付に出すだけ。だって、なんか専門用語のようなものが羅列されているだけでパッと見てもよくわかりません。

 でも、これ、ちょっともったいなかったかもしれません。

 と、いうのも、お薬のもらい方、種類、数などは調剤薬局で変更したり調整したりすることができるのです!

 たとえば、継続的に飲んでいるお薬をときどき飲み忘れたりして、余ってしまっている場合、お医者さんには言いそびれてしまったなあと、思ったら、調剤薬局で相談すると、お薬の量を調整してもらえるんです。

 また、たくさんの薬を飲んでいたりして、シートのままだと飲むのが手間だなと思ったら、調剤薬局でまとめてもらうことも可能です。

 そして、これはこのブログで何度も書いていますが、先発品からジェネリックへの変更ももちろん調剤薬局でできます。ただし、処方箋に「変更不可」や、薬剤名の前に「✖」印がある場合は、他のお薬に変更することができません。

 もし、処方箋に書かれている内容に、不安や疑問点、希望などがある場合はぜひ、調剤薬局に尋ねてみて下さい。薬剤師が内容を確認して、通院された病院に問い合わせてくれます。そして、お医者さんから許可がおりると、お薬を変更したり調整したりできるようになります。

 もう一回、病院に行かなくてはいけないのかなと、思っていた方もいらっしゃられるのではないでしょうか?私もそうでしたが、薬剤師がきちんと仲介してくれますので、ご心配なさらず、ぜひ相談されてみて下さいね。

 そうすることによって、お薬代が安くなったり、無駄な薬を買わなくても済むようになるかもしれません。

 お医者さんも薬剤師ももちろん専門職ですので、きちんとした処方をされていると思いますが、機械ではなく人ですので、ケアレスミスや意思の疎通がうまくいかず、症状がきちんと伝わっていないなんてこともあります。

 そういう状況を少しでも減らすために、処方箋を渡されたら、ぜひ患者さん本人も確認されることをおすすすめします。なんといっても自分の体ですものね。人任せにしすぎるわけにはいきません。 

 

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