こんにちは!去年、このブログで「インフルエンザと診断されたら会社は休めるか」という記事を書きました。おかげさまでその記事は多くの方にお読みいただけたようで、このブログで最も読まれた記事となりました。いつもこのブログを応援してくださっているみなさま、本当にありがとうございます。みなさまがツイッターで拡散してくださったり、はてなスターをつけてくださったり、ブックマークして下さったおかげで、こんな小さなブログですが、多くの方に読みに来てもらうことができました。これからも精進してまいりますので、もし、「お!いい記事だな」と思うものがありましたら、ぜひ拡散、ブックマーク等々どうぞよろしくお願いいたします。一人でこつこつやっているもので、みなさまの応援が本当に励みになります。
さてさて、先日、私の務める調剤薬局でこんな相談がありました。高熱が出たので病院に行くと、インフルエンザと診断されたのですが、あまりにしんどくて診断書をもらい忘れたのですが、もう一度病院に行くと、お金がかかりそうなので、薬局で診断書のようなものを出してはもらえないでしょうか。
うーん、確かにインフルエンザで高熱が出ているときは、意識も朦朧としていますし、診断書のことなんてなかなか思いつきませんよね。でも、病院を出て薬局で薬を受け取り、いざ会社へ電話をしようというときに、あ、そうだ!診断書!と思いだしたりするんです。そういう場合、調剤薬局で対応できるのでしょうか。
診断書が必要な場合は必ず初診の時に告げる
まず、おさらいになりますが、インフルエンザで会社を休む際、診断書が必要な場合があります。ありますというか、アットホームな会社以外は、ほぼほぼ診断書が必要になってきます。その際、気をつけなくてはいけないのは、初診の際に診断書を書いてもらうように伝えておくということです。
解熱し、インフルエンザが完治したことを証明する診断書が必要な場合を除いて、インフルエンザに罹っちゃいましたよという診断書は、初診の際に発行してもらえますので、必ず初診の際にもらうようにしてください。そうでないと、診断書をもらいたいだけなのに、再度診察をされて、また診察料もとられてしまうことになることが多いからです。
調剤薬局で診断書はもらえるの?
でもついうっかり、病院で診断書をもらいそびれた場合は、どうすればいいのでしょうか。もう一度病院に行くというのが最もスタンダードですが、薬局でも対応してもらえるのか。同じ医療機関なんだから、なんとかなるんじゃないの?薬剤師だって今は薬科大6年も通ってるし、国家資格なんだから!と、思ったりするんですが、残念ながら、調剤薬局では診断書は発行することができません。当然といえば当然ですが。うーん、残念。でも、以前、こんな裏ワザを使われた方もいらっしゃいました。
調剤薬局の薬情(くすりの説明書き)を診断書代わりに?
これは大企業とかちゃんとした会社だと無理なのかもしれませんし、インフルエンザで休んだ分を有給扱いとしてもらう時などは、どうかな?という案ですが、調剤薬局で処方された抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ、イナビル、ゾフルーザなど)の薬情(おくすりの説明書き)やお薬手帳を、診断書代わりにするという方法。
これは一見、ダメそうに思えますが、よくよく考えてみると、理にかなかっているというか、結構な証明力があるといえるかもしれません。どうしてかといえば、調剤薬局の薬情や、お薬手帳のシールに記載された情報(日付や氏名、薬名)は、不正に記載することは(通常)できないし、抗インフルエンザ薬もインフルエンザに罹った人以外が不正に処方されることは(通常)できないからです。
つまり、抗インフルエンザ薬が処方されている=インフルエンザに罹ったよということになるからです。
もちろん、例外的に家族がインフルエンザになった際、予防としてイナビルなどが処方される場合がありますが、まあ、ほとんどの場合は、処方=罹ったということになると思います。
すべての判断は会社次第ですが
お医者さんは反対するかも?
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