38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

調剤事務員おすすめ! 薬代を安くする6つの方法!

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レジでカードを出すのに妙にテンパってしまうときがあります


 ふと、「こんにちは!」と「こんにちわ!」50年後にはどちらが主流になっているんだろうなと思いながら今日もブログを書いています。こんにちは!みなさん、お元気ですか?

 さて、今日はお薬代を安く方法を6つの方法を紹介したいと思います。昨日も書きましたが、病気によっては高額になるお薬代。病気のときは働けないこともありますので、できるだけ安くしたいものですよね。

 とはいっても調剤薬局のお薬は値引きセールなどというものはありませんので、単純な値引きというのではありませんが、調剤事務の目線も含め、いろいろな角度からなんとかお薬を安く手に入れる方法を考えてみました!(もちろん、合法的に)
 

1、ジェネリック医薬品に変える

 

 これは最も手軽にしかもかなり効果的にお薬を安くする方法です。先発品のお薬を希望している方でしたら、ジェネリック医薬品に変更するだけで、だいたいお薬代は4割から5割程度安くなります。

 たとえば、鎮痛剤のロキソニン。先発品の薬価は1錠14.5円(H31現在)ですが、ジェネリックのロキソプロフェンNa錠(サワイ)なら7.8円です。これは1錠あたりの薬価ですので、10錠、20錠と錠数が増えると値段もけっこう変わってくると思います。

 ジェネリック医薬品を希望する場合は、お医者さんの問診の際にジェネリックを希望しますとお伝えください。もし、お医者さんに言いにくいなという方は、調剤薬局で処方箋を出す際に、ジェネリックでよろしく!と言ってもらえばOKです。

 ご家族に持病をお持ちの方がいらっしゃる場合、一度、お薬手帳や薬情などで確認されてみてください。75才以上になると、後期高齢者になり、特別所得が高くない方は窓口負担が1割になりますが、70~75才未満の方は基本2割負担ですので、ジェネリックにされるとお薬代がかなり安くなると思います。

 ご自分が飲まれているお薬がジェネリックか先発かよくわからないという方は、次回、調剤薬局に行かれる際に、窓口でご相談ください。

 お薬によってはジェネリックがないものもありますが、メジャーなお薬はたいていジェネリックが出ていますので、一度、薬局でお尋ねください。

2、いらないお薬を減らしてもらう

 

 ご高齢の場合、お薬の飲み忘れが発生してお薬が余ることがあります。継続的に同じ薬を同じ量処方されているので、残薬は減りませんし、また新たな飲み忘れなどがあって逆にどんどん残薬が増えていってしまいます。

 そういう場合は、薬局に処方箋と一緒に残薬を持ってきてもらえばお薬を調整することができます。たとえば、28日分出ていたお薬を5日分だけにするなど、余っている薬の数に応じて薬剤師さんが残薬調整してくれます。そうすることで、結果的にお薬代が安くなるというわけです。

 飲まないお薬にお金を払うのはとてももったいないので、残薬でお悩みの方はぜひ残薬調剤を活用してください。また、ご家族にお薬の管理に困っておられる方がいらっしゃる場合もぜひ薬局でご相談ください。特に糖尿病の方はお薬の種類も多く、インスリン注射の針などが余りがちです。誤った服薬を防ぐためにも定期的な残薬調整は効果的です。

 また、なんとなくお医者さんが出している薬がある場合、必要ないなと思ったら、薬局で削除してもらうこともできます。その場合、薬剤師さんに相談すれば、病院に疑義照会をかけてもらって、お医者さんがOKを出せば、お薬を削除してもらえます。

 湿布薬やかゆみ止め、痛み止め、ビタミン剤など以前は必要だったけど、もういいかなというお薬がある場合は薬局でご相談いただければ、お薬代が安くなる可能性が高いです。

3、夜間、休日に薬局にいかない

 

 これは結構、見落としがちですが、薬局の営業時間外に処方箋を持って行かないということです。え?薬局の営業時間ってなに?開いてるから処方箋を受け取ってもらえたし、開いているってことは、営業時間中じゃないの?と、思われるかもしれませんが、実は、違うんです。

 たとえば、土曜日13時までの薬局が、まだシャッターが開いていたから来院して処方箋を渡すとします。時間は13時5分、すると、大抵の薬局で休日・時間外加算というものを取られてしまうんです。大した額ではないかもしれませんが、ただ5分の違いでお薬代が高くなってしまうなんてちょっとばかばかしいですよね。

 お薬代を少しでも安くするためには、余分な加算を取られないように、薬局の営業時間内に処方箋を持っていくようにしてください。薬局の営業時間は薬局の店頭に提示するように決められていますので、そこで確認すれば大丈夫です。

4、お薬代をクレジットカードで支払う

  

 一昔前ならお薬代をクレジットカードで支払うなんて考えられなかったのですが、今はもう病院でもクレジットカードが使える時代ですね。

 クレジットカードでお薬を支払ってもお薬代が値引きされるわけではありませんが、クレジットカード会社ごとにポイントがたまりますので、実質お薬代が安くなるということになります。ポイント還元率はそれぞれのカード会社によって異なりますが、楽天カードやヤフーカードといったポイント還元率の高い、クレジット会社のカードを使えば、継続的に高額なお薬代を支払っている方には、有効な割引手段になります。

 その際、リボ払いなどにしてしまうと手数料がかかって割高になってしまいますので、もちろん、一括払いでお支払いすることをお忘れなく!

5、電子マネーを利用する

  

 これはクレジットカードと似たような感じになるのですが、支払い時に電子マネーを使うと、たいていの会社でポイントの還元が行われます。ペイペイやラインペイなどポイント還元率が高くなるキャンペーンがある電子マネーなら、そのポイント分だけお薬代が安くなるというわけです。

 政府の進めるキャッスレ主化の影響もあり、電子マネー決済を採用する薬局が続々と増えてきました。

 ウエルシア、ココカラファイン、スギ薬局、イオン薬局などの大手だけではなく、私が勤めるような小さな薬局でもペイペイは取り扱いがありますので、キャッシュレス化の波はすごいスピードでやってきていますね。

 クレジットカードと異なるのは、基本的に電子マネーはデビット払いと同じ即時決済ですので、利子もかかないという点。ポイント還元率と、即時決済なので利子が発生しないという点を考えれば、単体では電子マネー決済がいちばんお薬代を安くできる方法といえるかもしれません。

6、Tポイントを使用する、ためる

  

 さらに、ここからもっとお薬代をお安くする方法をご紹介したいと思います。それはずばり、ポイントのダブルどり!

 この方法は業界最大手のウエルシア限定なのですが、処方箋のお薬を電子マネーで支払い、Tポイントカードを提示すれば、ワオンなどの電子マネーのポイントプラス、Tポイントのポイントがたまるという、いわゆるポイントのダブルどりができるというわけです。毎週月曜日はTポイントは2倍になりますし、Tポイントは108円から貯まるので、狙っていけば、かなり有効なお薬の割引手段となりそうです。

 これは他の薬局は戦々恐々なんですが、利用する側にとってはメリットしかないという感じですね。さすが、大手です。

組みあわせて利用すればかなりお得に

  

 今回、ご紹介した方法を複数組み合わせることができれば、お薬代はかなりお得になるのではないでしょうか?たとえば、薬を全部ジェネリックにして、残薬があれば調整してもらって、ウエルシアでTポイントカードを提示して、クレジット払いにするなど。ウエルシア限定ですが、最近近くにウエルシアができたのでこれはちょっと今度やってみようと思います。と、思ったんですが、よく考えてみれば、私は花粉症の薬ぐらいしか服用していませんでした。まあ、それはそれでいいことなんですが、何かあったときはやってみます!

 なかなか安くなることはない病院のお薬ですが、惰性でもらったり、支払ったりするのではなく、本当に必要なものなのか、決済方法は適切かということを見直すだけでも無駄な出費が抑えられると思いますので、よろしければご参考になさってください。

 お薬代をもっとお安くしたい方はこちらもどうぞ! 

tyouzaijimu.hatenablog.jp

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