38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

どうちがう? 医療事務から調剤薬局への転職 

  

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処方箋がお友達になります

 こんにちは!もう2月も半ばということで、3月からの新生活のご準備をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。レオパレスの問題も相まって、今年の春は引っ越し難民が続出するそうですね。引っ越しはほとんどの方にとって急を要するものですから、難民になんてなれないのですよね。引っ越し屋さんのアルバイトも引く手あまたといったところでしょうか。

 さて、アルバイトといえば、春は転職のシーズンです。今春から新しい職場で心機一転という方も多いのではないでしょうか。今日は、病院や診療所の医療事務から調剤薬局の事務に転職することについて書いてみたいと思います。

 

 私のまわりにも、こういうパターンの転職をした人が何人かいます。つい最近も、私が勤める調剤薬局に新人さんが入ってきたのですが、この方も小児科からの転職でした。お話を伺うと同じ医療事務でも結構、違うところがあるんだなあと興味深かったので、今日は医療事務から転職した際に感じる違いについてまとめてみました。

業務内容が全く異なる

 

 同じ医療事務といっても、調剤薬局事務と医療事務は全く異なるといってもいいほど、携わるジャンルが違います。また、医療事務と一言で言っても、大病院で働いていた場合と診療所で働いていた場合は業務内容が全然、違ってきます。

 診療所など小さな病院で事務をされていた方は、その病院の医療事務全般をこなすことも多いので処方箋の発行に関しても携わってこられたかもしれませんが、総合病院などの大きな病院で働いてこられた方は、業務内容が細かく分類されていますので、所属していた部署以外の業務は全くの未経験ということも少なくありません。

処方箋の見方がわからない

 
 調剤事務に毎日、携わっていれば、処方箋に何が書いてあるのかはすぐにわかってくるのですが、最初の内は、処方箋の見方自体がわからないということもよくあることだと思います。これに関しては、慣れがすべてですので、働いていけば誰でもわかるようになってきますので、特に心配されなくても大丈夫です。

薬の名前や特徴がおぼえられない

 
 調剤事務のメインの仕事は処方箋をレセコンに入力していくことですが、他にもいろいろな場面で、薬に関する知識が必要になってくる場合があります。服薬指導などは薬剤師さんのお仕事ですが、最低限の知識として、このお薬はどこに効くお薬か、ジェネリックは発売されているか、自分の勤めている薬局で採用しているのはどこのメーカーかなどといったことは頭に入れておく必要があります。
 必要があると偉そうな書き方をしましたが、もちろん、私も予め把握していたわけではなくて、働きながらインプットして、常に知識を更新していくという感じです。
 これも処方箋の見方と同じで、最初は誰でもわからないものですので、特に焦る必要はないと思います。特に医療事務をされた経験のある方なら、全くの未経験の方よりもずっと覚えも早いと思いますので、特に心配されることはないと思います。

情報は常に更新しつづけなければならない

 
 公費などの手続き方法や、加算の点数、薬価などは、数年おきに必ず改訂されます。ですので、それらの諸々を一度覚えたから終わりとはいかないわけで、また一から覚え直さないといけないことも間々あります。また、お薬に関しても新薬が出ることもありますので、常に勉強していかなければなりません。
 こういうところも調剤事務のやりがいというか、飽きないところだと私は思うのですが、この点をどう感じるかというところは、仕事の向き不向きというというところにもかかわってくるのだと思います。
 でも、このようなことは医療事務でも同じだと思いますので、医療事務をされていた方なら、それほど混乱することなく適応できるのではないのでしょうか。
 総合的に考えると、医療事務から調剤薬局への転職は、業務内容事態は結構別物ですが、やり方自体はやはり似ているところが多いので、未経験の方に比べるとかなりスムースに進むのではないでしょうか。
 実際、うちの薬局で働き始めた方も、私よりもずっと仕事の覚えが早いなあと感心するばかりです。私がだめすぎるのですが。
 もし、今春から医療事務から調剤薬局へ転職するぞ!という方は、自信を持って面接に行ってみてください。きっと、案ずるより産むが安しですよ。

 

tyouzaijimu.hatenablog.jp

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