38才からの調剤事務

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花粉症の治療薬 目薬・点鼻薬・内服どれが1番効くの?

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花粉に打ち勝つぞ!

  こんにちは!今朝は昨日と、うって変わって、寒さが和らぎましたね。このくらいの寒さなら1月も過ごしやすいのですが、昨日の体に染みるような寒さはもう勘弁して欲しいものです。

 さて、インフルエンザが大流行している最中ですが、今日は花粉症のお話です。こんなに寒いのにもう花粉が飛んでいるの?と思われるかもしれませんが、私はいつも2月に入るとくるんです。あの、いや~な鼻のむずむずが。

 

 と、いうわけで、1月になるとカウントダウン状態ですので、少し早いと思われるかもしれませんが、今回は花粉症のお薬についてどのような種類があるのか、調べてみました。

点鼻薬(てんびやく)

 

 主に鼻の症状がひどい時に出されるお薬です。ナゾネックスや、アラミストが有名です。鼻にスプレーするタイプの液剤で、花粉症や鼻炎の際に処方されます。スティックのりのような形をしています。

 きちんと効果を出すためには鼻をしっかりかんでから、片方ずつ鼻の中にスプレーします。鼻をかんでも鼻づまりが改善しないようなひどい症状のときは、スプレーをしても鼻の奥に届かず効き目がでにくくなってしまうことがあります。そういうときは内服薬と併用し、症状の改善をはかります。

 点鼻薬は、使った方ならお分かりいただけると思うのですが、慣れるまではちょっとびっくりするというか、噴霧した瞬間は、鼻がとても不快な感じがします。私は鼻の症状があまりひどくないので、ふだんは使わないのですが、一度、使った時は、くしゃみが連続で出て困りました。

 でも、粘膜に直接、吹き付けるので、鼻の症状がひどい方にはなかなか効果の高いお薬だと思います。

 症状がひどい場合はステロイド入りの点鼻薬も使うことがあります。ステロイドというと副作用がつよいイメージがありますが、花粉症に使われる点鼻液は部分的な効き目なので、大人の場合、副作用の心配はほとんど考えなくていいとされています。医師と相談の上、ご使用下さい。

内服薬(ないふくやく)

 

 花粉症のお薬といえば、こちらを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。最近では、調剤薬局、ドラッグストアとも、第二世代の抗ヒスタミン薬と呼ばれるお薬が主流となっています。

 嵐の大野さんのCMでもおなじみの「アレグラ」、「アレジオン」などが有名でしょうか。

 第一世代の抗ヒスタミン剤は効き目が強かったのですが、眠くなる、口が乾くなど副作用が強く、小さなお子さんにはあまり処方されませんでした。レスタミンなどは、眠くなるという副作用を逆に利用して睡眠導入剤として使われることもあるくらい、眠くなる作用の強いお薬です。

 第二世代の抗ヒスタミン薬は、薬の成分が脳に移行しにくいため副作用も少なく、お子さんの通年性のアレルギーの場合でも年単位で処方されることも珍しくありません。

 1日1回で効果があるお薬も多いので、患者さんにとっても大変使いやすいですが、ドラッグストアなどで売っている市販薬は薬価が高いのが難点です。

 このブログでも何度も書いていますが、病院で処方してもらうと保険を使ってとても安く買えますので、ぜひ花粉症のお薬は調剤薬局でお求めください。

 私も花粉症なので、毎年、かかりつけの内科でベポタスチンベシル10㎎(タリオン錠のジェネリック)を分2で3か月分処方してもらっています。あと、目薬と点鼻薬ももらっていますが、診察料など諸々含めても3000円いくかいかないかくらいなので、市販薬を3か月分買うよりも、断然安いです。

 少し手間ですが、いつもドラッグストアで買っているという方は一度、病院に行かれてみていかがでしょうか。もちろん、耳鼻咽喉科やアレルギー科でもOKですよ。

点眼薬(てんがんやく) めぐすり

 

 花粉症の症状で私が一番辛抱できないのが、目のかゆみです。鼻水やくしゃみは別になんとでもなるのですが、目のかゆみだけは本当にもう内服薬と目薬なしでは打つ手なしです。でも、見方を変えれば、ここをクリアーすれば花粉症も大部分、攻略したようなものですよね。

 点鼻薬には遊離抑制薬や抗ヒスタミン薬があります。有名どころではパタノール、ザジテン、アレジオン、リザベン、インタールなどがでしょうか。

 市販薬でもアルガードなどは花粉症の目薬として人気の高いお薬です。

 点眼薬で気をつけたいのは、そのさし方です。2種類以上の点眼薬を処方された場合は、特別な指示がある場合を除いては、一つ目をさしたら次の目薬は5分あけてさすようにようにして下さい。きちんと浸透せず、あふれてきてしまう可能性が高いので、決して、同時にはささないようにして下さい。

 私は、目薬だけではなかなか症状が治まらないので、内服薬+目薬というパターンです。

 花粉症の症状に個人差がありますので、かかりつけの医師にご相談の上、適切なお薬をご使用になられてくださいね。

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