こんにちは!昨夜の雨でまた一気に冷え込みましたね。みなさま体調崩されていませんか。年末にかけて忙しい日々が続くと思いますが、みなさまくれぐれもお体ご自愛くださいませ。
さて、今日は、薬剤師さんの転職についてのお話のです。
私が調剤事務として働き始めてからまだ2年は経っていませんが、その間にも薬剤師さんの入れ替わりがありました。
理由はさまざま
薬剤師という仕事を辞めるという方はいらっしゃらなかったので、他の薬局に移る、いわば転職するということになるのですが、毎日、一緒に働いてきた薬剤師さんがお辞めになるのは、とても寂しいことです。私の勤める薬局はみんな仲良く働いているので、辞めるという話を聞くと、やっぱりどうしても理由を聞いてしまうのですが、その理由は本当にさまざまでした。
車の運転ができないから
ある薬剤師さんが転職する理由は、車の運転ができないからというものでした。運転免許は持っているけれどペーパードライバーだから運転できない。今からまた運転の練習するのはたぶん無理だから、ここで働いていけないと思うとその薬剤師さんはおっしゃられました。
これは、どんな薬局に勤めるかでケースバイケースなのですが、高齢化が進む現状で、薬剤師さんの在宅訪問や居宅介護支援事業所などへの訪問は必須業務となりつつあります。特にうちの薬局は在宅の患者さんへのサービスを売りにしていますので、車の免許がないと、できる業務が限られてしまうとことがあります。
それでも薬剤師さんは複数勤務しているので、業務を分ければ回していけるのですが、ご本人が居心地の悪さを感じてしまったようで、転職されるということになりました。転職された先は、在宅の患者さんへのサービスをあまり重視していない駅ビル内の薬局ということでした。
もっと働きたいから
パートで入ったけれど、フルタイムで働きたい、もっと稼ぎたいからという理由で辞められた方もいらっしゃいました。これはタイミングもありますので、仕方ないのかもしれません。
給料が安いから
50代のベテランの薬剤師さんが、お試しのような感じで働きに来られたことがあったのですが、その方は仕事内容と給料があっていないということで、うちの薬局で雇用契約を結ぶことはされませんでした。
事務の私からすれば薬剤師さんの給料(時給)はパートの場合でもざっと2倍ありますので、これはたまげたなという感じなのですが、6年もこつこつ勉強されて国家資格を取られた薬剤師さんには、やはり納得できる給料でないとやってられないのかもしれませんね。人の命に係わる仕事はプレッシャーも凄いので、日々、ご苦労があるのだと思います。
雰囲気になじめない
これは実はいちばん多い理由かもしれませんね。この理由を直接、薬剤師さんから聞いたことはありませんが、薬剤師さんとの世間話の際に、過去の薬局のことがでてきたりすることがあって、雰囲気になじめなかったという話を聞くことがあります。
まあこれは、薬剤師という職業だけに限ったことではなくどの仕事にも共通する悩みなので、どうしようもないというか、本人がそう感じていたら、転職するのも一つの方法だなと思います。
薬局ジプシーもけっこう多い
薬剤師さんの中には短期間にいろいろな薬局を転々とされる方がいらっしゃるようで、そういう人のことを薬局ジプシーと呼んだりするそうです。薬剤師になったら、そこから違う職業をされる方はほぼいないと思いますので、自分に合う場所が見つかるまではそういうスタンスもあるのかなと思ったりします。
転職はその人の人生を左右する出来事ですので、そう何度も行えるものではないのかもしれませんが、薬剤師さんは手に職がある仕事なので、好待遇での求人も多く、結構な年齢でもささっと採用が決まることが多いです。だからこそ、薬剤師さんの転職はあまり珍しくないことなのかなと思ったりします。でも、一緒に働いている人がよそにいってしまうのはやっぱり寂しいのですが。
改めて薬剤師という仕事は強みがある仕事だなとうらやましく思います。
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