こんにちは!もう12月も残り半分となりましたね。年賀状を出される方は、そろそろご準備されている頃でしょうか。私も毎年、出しているのですが、年々、出そうか、やめようかな?と、迷うようになってきました。
ラインやSNSが普及しているので、遠く離れている友人とも簡単に連絡が取れるようになり、「別れ」の感覚がとても薄くなったような気がします。物理的な距離は離れているのですが、すぐに連絡が取れるので、年賀状で相手の安否を尋ねなくてもよくなったという感じでしょうか。でも、親戚には出すので、結局、今年も少なからず年賀状を書くことになりそうです。別に、年に1回、年賀状を書くくらいしなさいよと思うのですが、つい時間が過ぎて行ってしまいます。
さて、今日は生活保護を受給していたら、インフルエンザのワクチンは無料になるのかということについて書いてみたいと思います。
私の勤める調剤薬局でも生活保護を受けられている方はよくお見えになります。やはりほとんどの方がご高齢の方なんですが、先日、受付で生活保護だと、インフルエンザはいくらで受けられるの?という質問をされました。
うちは病院でないので、そのときはよくわからず、病院に問い合わせることになったのですが、たしかによく知らないなと思ったので、ちょっと調べてみました。
生活保護を受けていると医療費は原則、かからない
生活保護を受給している方は、原則、医療費の負担はありません。もちろん、薬局でのお薬代もかかりません。入院代もかかりませんが、個室などに入った場合の差額ベッド代は自費となります。病気の治療ではありませんが、出産する際に病院に支払う費用も無料となります。
インフルエンザのワクチンは無料で受けられる?
ワクチンは治療ではなく、予防のために打つものですので、治療のための医療費ではないので生活保護を受給されている場合でも費用が発生します。費用は、一般の方と同じ価格になります。
高齢者の場合は無料で受けられる?
ただし、生活保護を受けられている高齢者の方の場合、ほとんどの地方自治体で助成が受けられます。
すでに65才の以上の高齢者の方のインフルエンザのワクチンは助成が設けられており、1回1500円という地域が多いのですが、生活保護を受給されている高齢者の方はその1500円も免除されるということになります。
助成の金額などはお住いの地域によって、異なりますので、詳しくはお住いの地域の区役所などのホームページをご参照ください。
高齢者のインフルエンザワクチンの費用 1回分(大阪市の場合)
65才以上の一般の方⇒1500円
65才以上の生活保護を受けている方⇒無料
ワクチンを受けたいと思ったら?
生活保護の方が、インフルエンザのワクチン費用を助成してもらう場合は、必ずワクチンを打つ前に市区町村の生活福祉課などで手続きを行ってください。手続きせずに病院に行くと、助成が受けられず、自費になってしまうことがほとんです。後から返金の手続きも行っていないという自治体が多いです。
ワクチンを受ける際は必ず、事前にお住いの生活福祉課などで手続きをしてくださいね。
もし、お知り合いで、生活保護を受給されているご高齢者の方がいらっしゃる方は、助成でワクチンが受けられるよ!と教えて差し上げてくださいね。ご高齢の方は、小さなお子さんと同じくらい、インフルエンザが重篤化しやすいです。社会全体、みんなでインフルエンザの流行を少しでも抑えられるといいですね。
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