こんにちは!今日も12月とは思えないような陽気ですね。今年は抗インフルエンザ薬に新薬が出たので、うちの薬局でもさっそく採用しようという話になっていました。服用回数が通常1回で済むそうですので、今後、リレンザやタミフルに替わるようなお薬になっていくのかもしれません。
さて、今日は、卵アレルギーでもインフルエンザの予防接種は受けられるのかということについて書いてみたいとも思います。
私のこどもは赤ちゃんの時に卵アレルギーと診断されました。その年、インフルエンザのワクチンを受けることになっていたのですが、何かの本でインフルエンザのワクチンには卵由来のたんぱく質の成分が含まれているということを読んだことを思いが出しました。
これはどうしたものかと思って、乳児検診の際に産婦人科に来られていた小児科の先生に相談したのです。
インフルエンザのワクチンは生後6カ月から受けられる
厚生労働省のホームページにもありますが、インフルエンザワクチンは生後6カ月から接種可能です。そのとき私の子供は6カ月は過ぎていましたので、通常ですと、すんなりワクチンを打ったのですが、卵アレルギーの診断を受けていましたので、心配になったわけです。
問診表にもチェック項目がある
問診表にも鶏卵・鶏肉でアレルギー反応が出たことがあるかのチェック項目がありました。うちの子はアレルギー検査で卵アレルギーという結果が出ているのでこれは「はい」ということになりました。
お医者さんの診断
結果的に、私の子供はインフルエンザのワクチンを受けることができました。あれから毎年接種していますが、腕がぷくっと腫れる程度でたいした副反応もでていません。一昔前は、万が一に備えて卵アレルギーの子はアレルギー科のある病院でしかインフルエンザのワクチンが受けられないことが多かったようですが、インフルエンザワクチンに含まれる卵由来のタンク質の成分はごく微量で、重篤な副反応が出ることはほとんどないことから、現在ではよほどのことがない限り、卵アレルギーの人でもインフルエンザのワクチンの接種が可能だということでした。
ただし、今でも重度の卵アレルギーのある方は受けられないこともあるそうです。その判断は医師によりますので、ご心配な方は問診表にきちんと記入して問診の際に相談すればお医者さんがきちんと判断されると思います。
卵アレルギーがあるかわからない場合
もし、お子さんに卵アレルギーがあるかわからないという場合も、事前にお医者さんに相談されるとよいそうです。
子供さんのアレルギー検査についてはこちらをどうぞ
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