こんにちは!今日はまたとても暖かい12月になりましたね。いよいよ本当に今年は暖冬のようです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は予防接種(ワクチン)のお話をしたいと思います。子供さんがいらっしゃる方だとご存知だと思いますが、日本で受けられる予防接種には大きく分けて2つ種類があります。定期接種と、任意接種がそうなんですが、ちょっと詳しく見ていきたいと思います。
定期接種ワクチンとは
日本小児学会ホームページ参照
- 予防接種法により定められたワクチン
- 定められた期間であれば公費(原則無料)で受けられる。
- 受けるためには自治体から送られてくる予診票が必要。
- 予防接種後になんらかの健康被害があった場合、市区町村により救済制度がある。(認定された場合)
任意接種ワクチンとは
- 国により使用が認められているが定期接種には定められていないワクチン
- 原則全額自費(一部公費助成あり)
- 予防接種後になんらかの健康被害があった場合、独立行政法人医薬品医療機器総合機構などによる救済制度がある。(認定された場合)
小児 定期接種のワクチン
- ヒブワクチン
- 肺炎球菌結合型ワクチン
- B型肝炎ワクチン
- 四種混合ワクチン
- 三種混合ワクチン
- 不活化ポリオワクチン
- BCG
- MR2種混合ワクチン(麻疹・風疹)
- 水痘ワクチン
- 日本脳炎ワクチン
- 二種混合ワクチン
- ヒトパピローマウイルスワクチン
任意接種ワクチン
- インフルエンザ
- ロタウイルスワクチン
- おたふくかぜワクチン
定期接種も任意接種も同じくらい重要なワクチン
- 定期接種も任意接種も重要度は同じ。
- 制度上の問題で定期接種か任意接種かに分かれている。
- 任意接種のワクチンが今後、定期接種になる可能性は十分ある。(予算やデータの不足などの問題によってまだ任意接種になっていない)
定期接種も任意接種もどちらも重要なワクチンであることにかわりないんですね。あくまで制度上の問題ということなので、今後、任意から定期に変わる可能性は大いにあるわけです。
任意接種は原則、自費ですから、1万円前後するワクチンの場合、ご兄弟が多いご家庭では負担が大きくなりますよね。抗体は自然感染することでもつくことがあるわけですが、できることなら弱毒化されたワクチンを打つことで感染を防ぎたいです。ワクチンが作られるような病気は重症化することも少なくないものが多いですからね。
病気で苦しむ子供さんが少しでも減るように定期接種のワクチンが増えることを祈るばかりです。
子供さんのお薬についてはこちらもどうぞ!
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