こんにちは!今日は朝から重い雲が広がっています。このくらいの季節になると日の入りが遅くなってくるので、天気の悪いは朝起きても、朝なのか夜なのかよくわからないことがあります。昼からはお天気が回復するということですのが、念のため傘を持って行った方がよさそうですね。
さて、先日、整骨院と接骨院の違いについて取り上げましたが、その記事を書いているときにもうひとつ気になったことがありました。それが整体院です!整骨院と接骨院に負けず劣らず、近年、街中にぞくぞくとオープンしている整体院。コンビニが立ち退いた空き店舗なんかに気がつけば整体院が入っていたということ、ありませんか?私はごく最近、ありました。薬局の待合室でも、患者さんが「今日は、整体行ってきたんよ」なんて、会話をよくされているのを耳にします。当たり前のように聞き流していましたが、整体院とはなんぞや?
接骨院と整骨院の違いはこちらからどうぞ
ようやく、長年の疑問の一つ、整骨院と接骨院の違いがわかったのに、また新しい悩みの種が出てきました。整骨院(または接骨院)との違いはなんなの?ということで、今日は調べてみることにしました。
整骨院と整体院の違い
- 整骨院で施術を行うには国家資格の柔道整復師が必要だが、整体院で施術を行うには資格は必要なし
- 接骨院ではケガの処置(急性・亜急性)ができるが、整体院ではできない
- 整骨院ではケガの処置(急性・亜急性)に医療保険が使えるが、整体院では医療保険は一切使えない
なんとなくはわかっていたんですが、整体院がこれほどまでふわーっとしたところだったなんて、ちょっとびっくりしました。しかも「整体」についてウィキペディアで調べると、驚くべきことが書かれていました。
整体師には自称整体師しかいない
整体師や整体を名乗るのに規制は無いため誰でも整体師として開業ができる。(中略)卒業しても何ら公的な資格は得られず、あくまで自称整体師と名乗るのみである。 出典(ウィキペディアより)
つまり、公的には整体師という職業はないけれど、整体師として開業はできるということなんですね。これって、私がいきなり、明日から整体師として整体院を開業してもいいということになるんですよね。
私が整体院に行ったときの施術?内容
昔、肩こりがひどくて整体院に行ったことがあるんですが、全身をマッサージしてもらって、最後に木槌の親玉みたいなもので背骨をこんこんと叩かれたのですが、あれも科学的になんの根拠もなくて、まったくの我流だった可能性もあるということですよね。よく考えたら、腰と肩とかでもそうですが、体に具合が悪いところがあったときに、整形外科で診てもらうとまずレントゲンを取りますよね。レントゲンも撮らないで触診と問診だけで木槌でとんとんというのは、まあ、ないですよね。でも、整体ではそういうの結構メジャーではないですか?(直接、木槌で叩かれるわけではなくて、なんかもう一つ器具みたいなのを挟んでいたので、全然痛くないのですが。)
骨盤のゆがみを治すとかいうのもありますけど、こうなってくると、ほんかいなの世界ですね。
整体の資格はすべて民間資格
整体の資格はすべて民間資格で、それぞれの資格は独自の流儀というか、やり方があるので、もうこれは拳法なんかの世界と一緒でひとつの流派みたいなものと思った方がいいのかもしれません。
でも、うちの近くにも有名力士が通う、ゴッドハンドがいらっしゃる整体院があるのですが、プロのスポーツ選手がわざわざ通ってくるということは、医学的な根拠はなくても、(科学的に効果が証明されていなくても)、効果を感じる方がたくさんいらっしゃるということなんですよね。
確かに人にマッサージしてもらうと気持ちいですものね。整体師さんにいろいろ話を聞いてもらったりしてストレスを発散している方もいらっしゃいますものね。
ようするに、整体院の存在自体が悪なのではなくて、医師免許がないのに、疑似医療行為をしたり、根拠のない効果効能を謳ったりして、お客さん(患者ではなく)を惑わすことがいけないんですよね。
整体院はあくまでもリラクゼーションの場
あくまでもリラクゼーションの場ですよ。というところきちんとわかりやすく伝えていればいいわけなんでしょうね。でも、リラクゼーションという言葉から受ける印象も結構抽象的な気がしないでもないですが。
とかなんとかいいながら、ここまで書いていてきて肩が凝ってきたのでまた整体院にでも行きたいような気になってきました。
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