38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

とてもやさしい患者さんたち

 こんにちは!今日は雨ですが、大阪は最高気温27度ということで大変過ごしやすい気候です。こういう気候が続いてくれれば、運動したり読書したりできるのですが、週末はまた30度を超えるそうなので、まだまだ落ち着きません。

 さて、毎日、調剤薬局で事務の仕事をしていると、老若男女、いろんな患者さんと接します。そんな患者さんたちの中でも今日はとてもやさしい患者さんたちについて書いてみたいともいます。

 

 以前、クレーマーのような患者さんについて書いたことがありますが、もちろん、そんな患者さんばかりではありません。タイトル通りですがとてもやさしい患者さんたちもたくさんおられます。

 たとえば、うちの薬局は封が出来るビニールの袋にお薬を入れて患者さんにお渡ししているのですが、袋がもったいないからと、前回の袋を捨てずに持ってきて下さる方がおられます。それも、丁寧に折りたたんでもってきて下さいます。そういう場合は薬情(お薬の成分や効能、服用方法が書いてある説明書のような用紙です)だけ入れてお渡しします。今時の薬局はたいてい薬の飲む時間や薬の種類などのよって袋をわけて個別に分けていますので、そうすると必然的に複数のお薬を飲んでいる方は小袋をたくさんお渡しすることになります。

 さらに目薬などは個々の目薬をいれておく小袋まであるので、それを使い捨てていると、たしかにかなり資源を使ってしまうことになるのです。ご年配の方は特に物を大切にされる方が多いので、もったいないからと、よく袋をリサイクルしてくださいます。

 そういう心配りというか、気配りに触れると、ああ、この方はとてもやさしい方だなと思います。

 また、うちの薬局にないお薬が書かれた処方箋を持ってこられた場合、お薬は取り寄せか分譲になるのですが、お薬がなかったときに、いいよ、また取りに来るよと笑顔でおっしゃって下さる方もいらっしゃいます。そういう患者さんに接するときもほっとするというか、うれしい気持ちになったりします。

 たいていの薬局は「どこの病院の処方箋でも受け付けます!」と、でかでかと謳っていますが、その実、すべての病院の薬を揃えているわけではありません。それはそうですよね。お薬の種類はそれこそごまんとあるわけですから、一つの薬局でオールマイティーなんてことありえるわけがありません。

 ですので、ない薬があればお客さんにお時間をいただくことになりますが、お薬は緊急性を要する場合もありますので、その流通網は大変使い勝手がよくなっており、たいていの薬は発注した当日に問屋さんから納品されます。

 欠品のお薬も夕方や遅くても翌日の午前中には納品されますし、それが無理な場合は近くの薬局に原付を飛ばして買いに行くので、それほどお待たせすることはないのですが、中には5分と待てないと患者さんもいらっしゃいます。

 薬がないのか、じゃあ、そろったら、家に持ってこい。と、いう感じです。別にお届けするのはかまわないのですが、それが当たり前というか、サービスで届けて当たり前というような態度の患者さんもいる中、いいよいいよ、近くだからまたすぐに取りに来るよ。と、いって下さる方に出会うと、この方、みたいになりたいなと思います。

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