こんにちは!大阪は今日が夏休み最後の日でしたが、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。連日の猛暑で子供たちは日中なかなか外で遊ぶことができなくてかわいそうな夏休みでしたね。来年はもう少し穏やかな夏になるといいのですが。
さて、今日は秋の花粉症について書いてみたいと思います。
花粉は一年中、飛散している?
最近、うちの薬局ではアレジオンの目薬や、フェキソフェナジンの錠剤が書かれた処方箋が目につくようになってきました。みなさん花粉症のようで、まだ全然秋の気配を感じていないのに花粉だけは飛散しはじめているのかとちょっとげんなりしてしまいました。
一般的に花粉症といえば、スギやヒノキを思い浮かべる方が多いと思いますが、植物の花粉はほぼ一年中飛散しています。そして、春の次に花粉症の症状が出る人が多くなるのが秋なんですね。
春の花粉症は認知度が高いので、花粉症の症状が出ると花粉症かなと思って病院に行ったり薬を買ったりしますが、秋の花粉症はまだまだご存じない方も多く、見逃しがちなので注意が必要です。
秋の花粉症の特徴は?
- 春の花粉症の原因となる代表的な植物(スギ、ヒノキ)と異なり背の低い植物(イネ、ヨモギ、ススキ、ブタクサ、ハルガヤ、オオアワガエリ、カナムグラ)が原因となっている背が低い植物なので花粉の飛散距離は数十メートルから数キロ程度と短い
- イネ科植物の花粉はアレルゲンの共通性が強く、イネ科の花粉症の人はどの種類のイネ科植物にも反応しやすい
風邪と花粉症の見分け方は?
暑い夏が過ぎ体にまだ疲れが残っている時期に鼻がぐずぐずしたり、喉が痛くなったりすると、風邪の方を疑うことが多いと思います。そうこうしている内に気温が下がる日が増えて本当の風邪をひいてしまって風邪薬を飲むけど、症状がなかなかなくならないということも間々あるようです。
もし、熱や全身の痛みなど風邪の症状がないのに、鼻風邪ような症状が続く場合は秋の花粉症かもしれません。一度、内科や耳鼻科で血液検査をされることをおすすめします。また、目がコロコロしたり、目のかゆみがある場合も、花粉症の可能性が高いので早めの受診をお勧めいたします。
秋の花粉症の症状は?
- 目のかゆみ
- 鼻水や鼻つまり
- 皮膚のかゆみなどの全身症状
- くしゃみ
- 頭痛
- 咳
秋の花粉症を防ぐには?
- 耳鼻科やアレルギー科、内科などで抗アレルギー薬を処方してもらう
- 草むらや畑、堤防など、雑草が生えているところは避ける
- マスクやめがねで花粉を吸いこまないようにする
秋の花粉症に効くおくすりは?
市販薬と病院のお薬、どっちがお得?
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