こんにちは!暦の上では立秋を過ぎましたが、まだまだ夏本番ですね!辞書によれば、立秋とは夏至と秋分の中間で、この日から立冬の前日までが秋というくくりになるそうです。なるほど、もう定義上では秋なんですね。
政府がサマータイムの導入が検討しているそうですが、もし、サマータイムが導入された場合、いつからいつまでがサマータイムになるのでしょうかね。あと、時間が二時間前倒しになるということですが、つまり家中の時計の針を二時間ずらすということなんですよね。それで、サマータイムが終わるとまた二時間ずらすという感じでしょうか。想像してみればちょっとおもしろいですね。でも、家中の時計という時計を合わせなくてはいけないのは少し大変な気がします。
時計のついている家電って結構ありますもんね。
さて、今日は知らないと損をするかもしれない調剤加算について書いてみたいと思います。
調剤薬局で処方箋を出してお薬を調剤してもらう際に、オプションというか付加サービスを利用したときに別途料金が加算されます。薬局の明細書をじっくり見る人って案外いないと思いますが、知らないうちにいろいろ加算されている場合があるので、ちょっと注意が必要です。
では、調剤加算にはどのような種類があるのでしょうか。ちょっと調べてみました。
一包化加算
2剤以上のお薬を一包化したときにかかる加算。
麻薬加算
処方箋に麻薬が含まれているときにかかる加算。
向精神薬・覚せい剤薬・毒薬加算
処方箋に向精神薬、覚せい剤原料、毒薬が含まれているときにかかる加算。
自家製剤加算
錠剤を粉砕したときなどにかかる加算。
計量混合加算
2種類以上の医薬品を計量して、混合し、調剤した場合にかかる加算。
嚥下困難者用製剤加算
嚥下が困難な患者さんにお薬を加工して飲みやすくした場合にかかる加算。
在宅患者に対する加算
在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定している患者さんに調剤を行った時にかかる加算。
休日や夜間などの受付日による加算
薬局の営業時間外に処方箋を受け付けて調剤した場合にかかる加算。
調剤事務ではレセコンを入力する際にその時々に応じて上記の調剤加算の項目にチェックを入れます。項目によっては自動的にチェックが入ることもありますが、最終的な確認は調剤事務が目視でチェックします。
上記の加算はほとんどの場合、患者さんが必要とするサービスに応じて加算されていますので、患者さんがそのサービスを要求したり、お医者さんが処方箋に記載しない限りはふつうは加算されません。
万が一、一包化を依頼していないのに一包化加算がついていたり、嚥下困難でないのに嚥下加算が付いていた場合は薬局に明細を持っていって確認してみて下さいね。
ただし、夜間休日加算については注意が必要です。
夜間や休日の加算は、薬局の営業時間外に処方箋を出した時に加算される加算です。営業時間を過ぎていても、お待ちの患者さんのお薬を用意している場合は薬局が開いているので、そのまま処方箋を出すと、知らないうちに夜間休日加算を取られることがあります。
どうしても営業時間外にお薬をもらう時ときは仕方ありませんが、そうでない場合は薬局の営業時間を確認して、営業時間内に処方箋を出すことをお勧めします!
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