38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

それでも医療従事者に喫煙者が多いわけ

 こんにちは!みなさんお元気ですか?毎日、暑いのでもう今日から南国に住んでいると思うことにしました。日本に住んでいると思うから暑さに腹が立ってくるのであって、インドネシアやハワイのような熱帯地方に住んでいると思えば、この暑さも当然のことと思えるような気がするのですが、いかがでしょうか。

 だいだい毎日2~3回は足りないお薬を違う薬局にバイクで買いに行く(分譲 ぶんじょう)のですが、そのときに道路から吹きあがってくる熱風と、信号待ちのバスのマウラーから噴き出す排気ガスといったら、それはもう、南国に旅行に行ってレンタルのカブにでも乗ってドライブしているとでも思わなければやってられません。

 もはや暑いというよりも、熱い!

  

 

 さて、今日は医療に従事する人たちと喫煙についてお話ししたいと思います。

 調剤薬局で働いていると、看護師さんや、ケアマネージャーさん、ヘルパーさん、など医療に従事する方々と接する機会が多いのですが、あ、いまタバコ吸ってきはったのかな?と思う瞬間が結構あります。タバコのにおいがするからそう思うのですが、実際にケアプランセンターなどの入り口でアイコスを吸っているスタッフさんたちを見かけることも少なくありません。

 医療に従事しているならタバコの害など百も承知のはずなのになぜ喫煙しているの?と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、なかなか、それとこれとは別の話というか、そうシンプルにいかない事情があるのだと思います。

 ストレスが溜まるからタバコを吸うというのは、医学的にはちょっと違うのですが、医療関係のお仕事がとてもストレスフルだということは、みなさんも知るところだと思います。

 私も一応医療関係の仕事に携わっていますが、あくまで事務ですので、看護師さんやケアマネさんのように患者さんと密に接するというわけではありません。それでもやはりそれなりに神経は使って働いています。医療という仕事のカテゴリーはやはり命というテーマを常に意識させられるからだと思います。

 私のような事務でもそうなのですから、看護師さんやケアマネさんなどのご苦労はそれはそれは相当なものだと思います。

 医療現場ではミスは死に繋がることだってありますし、それでいてミスを避けるためにゆっくり落ち着いてというわけにもいかず、頭と体を常に使い続けないといけません。それに加えて、人間相手の仕事ですから、接客業もいいところでいろんな人を相手に働いていかなくてはいけないわけです。

 普通の商売だったら、横暴なお客さんにはもうほかの店に行ってということもできますが、病院は医療法で医療の非営利が定めれれているので、一般的な企業とは違い、公共性が強いので、なかなかそういうわけにもいかないわけです。

 そういうわけで理不尽な患者さんがいてもおおっぴらに断ったりすることができないので、明らかにクレーマーな患者さんでもでもつきあったり、なだめたりして、お仕事をされているスタッフさんがとっても多くいらっしゃいます。

 もちろん、そういう方ばかりではなく、逆に患者さんに横暴な態度を取るスタッフもいますが、患者さんのわがままにつきあっているやさしいスタッフさんたちはとってもストレスをため込んでいるんだと思います。

 実際、私の薬局とお付き合いのあるケアマネさんもよく処方箋を持ってこられますが、ストレス性の胃炎なのよといって胃薬を買って帰られます。

 また、病院で働く看護師さんやケアマネージャーさん、ヘルパーさんなどはシフトもハードなことが多いです。これも医療や介護という待ったなしの現場ゆえなのでしょうが、長期休暇が無かったり宿直や夜勤などでシフトが不規則だったりするとどうしてもプライベートよりも仕事の比重が重くなりがちです。

 そういう方々を見ているいると、タバコを吸っている時間が貴重なリラックスの時間なのかなあと思ったりします。タバコをさっと吸って、僅かな時間でオンとオフを切り替えたりしているのかなあと。

 私はタバコは吸いませんし、タバコは苦手ですが、そういう方々を見ていると、体を大切にして欲しいと思いつつも、そういう時間が医療現場で働く人の心を支えているのかなあと思ったりもします。

 ものごとは良し、悪しの2択では語れないのでなかなか難しいですね。

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました!また、お暇な時には当ブログにお越しくださいませ。