38才からの調剤事務

38才から全くの未経験で調剤事務をはじめました!身近なようで実はあまり知られていない調剤薬局のことを書いています。ぜひ読者登録おねがいします☆ 

病院のお薬と一般医薬品の違い

 こんにちは!はてなブログの今週のお題も「星に願いを」ですが、今日は七夕ですね。家でも七夕飾りを飾りましたが、この雨と風で気付けばマンションの廊下に落ちて、びしょびしょに。せっかく子供が作った天野川と織姫様、彦星様もよれよれです。 それを見たこどもがひとこと「なあ、織姫様と彦星様、ちゃんと会えるかなあ。なあ、会えるかなあ」。か、かわい~い!

 本当に連日の雨続きで道路のコンディションがなかなか戻りませんね。山の近くのお住まいの方はがけ崩れなどにくれぐれもご注意下さい。また、これだけ湿気が多くなると、カビなども発生しやすくなり、食中毒も起こりやすくなっています。手洗いうがいだけでなく、調理器具の取扱い、食品の保存にも気を付けて下さいね。

 さて、今日は、調剤事務員らしく、お薬についての基本中の基本、お薬の種類について書いてみたいと思います。

 

 まず、お薬には大きく分けて「医療用医薬品」と、「一般医薬品」の2種類があります。「医療用医薬品」は、調剤薬局で私たちが普段扱っているお薬で、原則として医師や、歯科医師の処方箋がないと購入することができません。「医療用医薬品」は、1品目ごとに薬価が決められていて、健康保険が適用されます。

 もう一つは、いわゆるドラッグストアなどで誰でも購入することができる「一般市販薬」です。一般市販薬はOTCと呼ばれ、処方箋が無くても薬剤師や登録販売者のいる薬局やコンビニドラッグストアなどで手に入れることができます。最近では、アマゾンやネットスーパーでも購入することができるようになってきましたよね。

 次に医薬品の形態にはどのようなものがあるかまとめてみます。

 

内服薬

口から摂取するお薬です。錠剤、カプセル、散剤(粉末・顆粒)、シロップなどで、いわゆるみなさんが「お薬」と呼ばれるものです。医薬品の中で一番種類が多いのがこの内服薬です。

注射剤

注射器や点滴で体内に注入するお薬のことです。水性注射剤、固形注射剤、自己注射剤などがあります。糖尿病の患者さんが使用される「インシュリン製剤」などもこの注射剤になります。

外用薬

内服薬、注射剤以外のすべての薬が外用薬と呼ばれます。塗布剤、吸入剤、点眼薬、座薬などがあります。基本的に内服薬と注射剤以外の物を指すので、トローチやうがい薬など口に入れても内服薬として定義されていないものは外用薬になります。

ねん挫したときなどに痛み止めとして貼る「ロキソニンパップ」や、風邪の際に気管支を広げるために使う「ホクナリンテープ」なども外用薬になります。

ちなみに調剤事務のレセコンに入力する際、トローチやうがい薬を「内服」扱いしてしまうことは「調剤事務あるある」として、よく見かけます。

 一般の患者さんにとって、内服薬か外用薬かなどはそれほど問題ではないのかもしれませんが、「座薬」などの場合は、高齢者の場合、誤飲されるケースもありますので、調剤薬局でお薬をもらう際には、薬剤師からの説明をきちんと受けて、お家に帰った後も、薬情などで内服剤か外用薬なのかということ確認するようにすれば安心ですよ。

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