38才からの調剤事務

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誰のための院外処方か 院内処方のメリット・デメリット①

 こんにちは!先週まで毎日日傘をさしていたのに、今週は雨傘。ほんとうにこの季節は毎日傘が手放させませんね。その上、台風の影響で風が強いから傘がびよーんと逆さまになる始末。安物の傘なので、うっかり風に逆らったものなら、すぐに骨が折れてしまいます。これまで何本、使い物にならなくしてしまったことか。せめて、風か雨のどちらかにしてほしいなあと思ってしまいます。

 さて、今日は仕事がお休みだったんで、ちょっとに耳鼻科に行ってきました。症状は全然大したことがなかったので後日、通院する必要もなく済んだんですが、その病院が昔ながらの古い小さな病院だったので、院内処方だったんです。

 

 そのとき、あ、やっぱり院内処方って便利かもしれないと思ったので、今日は院内処方について書いてみたいと思います。

 このブログではこれまで院外処方のメリットについて書いてきているんですが、実際に薬をもらう立場になると院内処方にも、もちろんメリットはあるなと感じました。

 まずやっぱり、薬局に行かずに済むという点。これは具合の悪いときなどにはかなりポイントが高いのではないでしょうか。

 特にお子様連れの患者さんや、車いすの患者さんなどは病院だけで全部完結するというのは本当にメリットだと思います。今日のような雨の日など、いくらそばに薬局があっても、傘をさしたり、子供にレインコートを脱ぎ着させたりする手間も増えますもんね。

 あと、費用面。院外処方になると、調剤料や薬剤管理指導料などが別途必要になります。

 医療費を安く抑えたいと思っている人にとって、これは嫌なものです。もちろん私も嫌です。

 これだけ見ると「割安」な院外処方の方が分があるようにも思えます。ただ、「安心、安全、確実」と、いう点では、やはり院外処方に分があるなと改めて感じました。

 今回、私のかかった耳鼻科では、お薬を何点か処方してもらったんですが、その際、薬の説明はほぼなくて、添付の用紙にその薬の簡単な効能と名前が記されていて処方されたものに「〇」とチェックされているだけでした。お薬手帳に貼るシールなどもなく、薬の管理をするためには、その用紙を自分でお薬手帳に貼り付ける感じです。

 ジェネリックか先発品か聞かれることももちろんなく、処方された薬が先発品かジェネリックかもわかりませんし、メーカーなんてもちろんわかりません。まあ、錠剤と名前を見て、ネットで調べればわかるのですが、つまり、言ってみれば「お医者さんを信用してナンボ」という世界です。

 だって、今回の私のようなケースだと処方された薬の用法や容量が正しいのかどうかも患者が自発的に調べなくては確認の仕様がありませんもんね。

 もちろん、こんなことを言い出したらキリがないというか、そもそもお医者さんを信用して病院に行っているのだからという話になってくるんですが、調剤薬局で働いていると、その「お医者さんを信じる」という前提自体もちょっと不安になることがあるんです。

 ちょっと長くなってきましたので、明日に続きます。

 

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