早朝は爽やかな風が吹いていてとても過ごしやすいお天気でしたが、今日は夏日になるみたいですね。みなさんいかがおすごしでしょうか?
近くの畑ではトウモロコシがぐんぐんと伸びていつの間にか私の背よりも高くなっていました。トマトやキュウリ、オクラなどの夏野菜の中でもトウモロコシは群を抜いて成長のスピードが早いですね。背がとても大きくなるからそんな気がするのでしょうか。
さて、今日は知っているようで知らない「紹介状」について書いてみたいと思います。
紹介状(診察情報提供書)とは、普段通っている病院から他の病院へ転院するときや、在宅診療所へ変わる際、医師から発行してもらう書類です。
紹介状には患者名、性別など属性、病気の経過、治療の経過、治療の履歴など、今後の治療に必要な情報が記載されています。また、CTやX線などの検査資料が添付される場合もあり、これまで通っていた病院で行った検査の重複を極力防げるようになっています。
紹介状は医師から医師、もしくは医療機関から医療機関への書類ですので、基本的に患者さん本人であっても開封することは望ましくありません。自分の病状なのでどんなことが書いてあるのかとても気になりますが、開封するのはやめておいてくださいね。
紹介状が必要になりケースは大きく分けて3つです。
①検査設備や手術などの措置設備が不十分な場合
②その病院(医師)の専門を超えた場合
③治療ステージが変わった場合
①の場合は、その病院ではこれ以上の検査や処置ができないので、もっと設備が整った大きな病院などに転院する際に紹介状が必要になるケースです。私も以前、血液検査の結果に異常があり、総合病院に転院する際、紹介状を書いてもらいました。
②の場合は、お腹の調子が悪くて内科を受診したら、がんの疑いがあり、がん診療連帯拠点病院を紹介されたりするケースです。
③の場合は、治療ステージの変化によって、相応しい医療機関を紹介されるケースです。手術などが処置が済み、リハビリ専門のセンターなどに移る際などに紹介状が発行されます。
紹介状が必要になるのは基本的に転院するときです。つまり、紹介状とは病院からの引継ぎをスムーズにするためのデータということですね。
引継ぎがスムーズになるということは、治療までのプロセスの無駄が省けるということですので、患者さんにとってメリットがあることになるのですが、2016年以降、紹介状のメリットはさらに増えました。と、いうか、2016年以降、特に上記の②のようなケースで転院する場合、紹介状を持参しないとデメリットが増えてしまったのです。
明日は、そのデメリットについて書いてみたいと思いますので、よろしければご覧くださいませ。
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