38才からの調剤事務

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禁煙外来 保険適用 禁煙薬 チャンピックスについて① 禁断症状・効果など

 今日は曇り空ですが、雨はまだ降っていません。みなさまいかがおすごしでしょうか?

 今年の梅雨は去年と違って、本当に梅雨らしい梅雨ですね。去年は中休みもなく永遠と長雨が続いたせいで、野菜が恐ろしく値上がりしました。あれは本当にきつかった!お肉やお魚などは価格の変化があまりないのでいいのですが、野菜は天気の影響をもろに受けるので、主婦はスーパーの野菜売り場の前で右往左往させれます。去年はどれだけもやしに助けられたかわかりません。今年は夏から秋にかけての野菜たちが豊作であることを祈るばかりです。

 

 さて、今日は「タバコ」についてお話したいと思います。

 東京オリンピックがあと2年後に迫る中、日本の社会では禁煙に対する意識が益々高まってきていますね。分煙という言葉さえも次第に死語になっていくような勢いで「禁煙」が声高に叫ばれています。

 タバコと癌の因果関係は厳密にいえば正確に証明されたわけではないそうですが、癌以外にも循環器系や呼吸器系にさまざまな悪い影響を及ぼすことはわかっています。私の周りでも50代や60代前半と早くして亡くなった人たちはみんなヘビースモーカーでした。(しかも「ピース」や「ホープ」などのいわゆるきついタバコの愛煙家でした。その素敵な名前とはうらはらに。)

 もし、あの人がタバコをやめていたら今でも会いに行けたのかなと思うと、なんとかならなかったのかなという気持ちになります。

 タバコには200種類の有害物質が含まれていますので、イメージしやすいようにちょっと大げさに言えば、タバコを吸うということは車の排気ガスをマフラーから直接吸っているようなくらい体に有害なことなのだと思います。

 そんなことわかっているさ。やめれるならとっくにやめてるさ。という方、それはごもっとも。ニコチンの依存度はあの「ヘロイン」や「コカイン」よりも高いのです。

 脳には「α4β2」という受容体があり、この「α4β2」がニコチンと結合すると、脳から「ドパミン」が放出され、人は快感が生じます。

 タバコを吸うと、ニコチンが肺から血中に入り、すぐに脳に達します。脳はこの快感をきちんと記憶していて、あの快感をもう一度味わいたいなあと思い、またタバコに手が伸びてしまうというわけです。

 つまり仕組み的には「ヘロイン」や「コカイン」などと同じということなんですよね。「麻薬」と呼ばれるものよりも依存性が高いなんて恐ろしい!しかも、タバコの場合は吸うという行為によって、呼吸器系などにもダメージを及ぼすのですからこれはもう「やめるしかない!」

 でも、「麻薬」よりも依存度が高いものをどうすればやめられるのでしょうか。

 最近、処方箋に「チャンピックス」というお薬が記入されているのをよく見かけるので、今日はタバコのお話をしようと思ったわけなんですが、そうなんです。この「チャンピックス」は禁煙するためのお薬なんです。

 ちょっと「ポンキッキ」の「ガチャピン」(「ポンキッキーズ」でないところがミソ。ビバ昭和50年代)を連想させるこの「チャンピックス」とはどのような薬なのでしょうか。

 すでにご存じの方もおられるでしょうが、このお薬はこれまでの「ニコレット」などのいわゆる「ニコチンガム」などとはまたちょっと違った作用をもたらします。

 ちょっと長くなりましたので、明日に続きます。

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