38才からの調剤事務

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福祉医療費助成制度が変更 薬代がかかる?かからない?

 2018年も新年度を迎えてはや2カ月が過ぎましたね。なにより今年ももう半分が終わろうとしているのですから、時の経つのは本当に早いものです。

 傘が手放せない毎日ですが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか?

 私は紫陽花やクチナシが雨を受け、艶やかに咲いているのを眺めながら通勤しております。特にクチナシの甘い香りが好きで、家に飾れたらいいのになあと思ったりします。でも、花屋さんでは見かけることはありませんね。百合はたくさん並んでいるのに。

 さてさて、新年度と言えば、今年の4月から大阪市では福祉医療費補助制度の大幅な変更がありました。いくつか変更点はあるのですが、その中で、私が働いている調剤薬局にダイレクトに関係してくるのが、お薬代の一部負担金の変更です。

 

 私は大阪市の調剤薬局に勤めていますので、大阪市について説明させていただきますが、大阪市には、老人医療費助成制度、重度障がい者医療費助成制度、ひとり親家庭医療費助成制度及びこども医療費助成制度という福祉医療費補助制度があります。 

 これからに認定されている方はこれまで調剤薬局での支払いがありませんでした。それが、この4月の変更で「重度障害医療」と、「老人医療」に認定されている方はお薬代がかかるようになったのです。

 1薬局あたりのお薬代の上限は500円で、日数の制限はありません。つまり、ひと月に薬局に1回行くと最高500円、2回行くとまた最高500円と支払いが発生するようになりました。!

 

《薬局での負担》

  本人負担なし ⇒ 1薬局 1日あたり500円(日数上限なし) 

 

 ただし、医療費の支払いの上限が3000円ですので、多く払った分は申請すれば返金されるのすが、これまで薬局で支払いがなかった患者さんはたとえ500円と言えど、支払いが発生するので困惑されます。

 医療費の問題は国民全体で考えていかなくていけない大きな課題ですし、現在の保険制度がこのまま維持できる補償は何一つありません。

 ですので、これは仕方ない変更なのだと思いますが、調剤薬局で働く側としては、市が患者さんに対してもう少しきちんと説明してほしかったなと思います。半分以上の患者さんは4月の変更を知らないのですから。

 まあ、ご年配の方が多いので、説明しても理解してもらうのに時間も手間も要するのかもしれませんが、そこはなんとかもう少しやりようがあるような気がします。

 でも、私たち薬局も患者さんからお金をもらって仕事をしているということを再確認できるいい機会かもしれません。支払がないとどこからお給料が発生しているかということがイメージしにくくなりますから。

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