と、いうわけで調剤事務の面接を受けることになりました。(前回からの続きなので、もしよろしければ、前回の記事もご覧ください。)
面接官は、管理薬剤師と調剤事務の二人の女性でした。二人とも若くてきれいな方で、ちょっと引け目?というか不安を感じました。以前の職場は女性ばかりでしたが、おばさんとおばあさんであふれかえっていたので、久しぶりにフレッシュで爽やかな雰囲気です。こんなおばさんじゃこういうところでは働けないのかもしれないな。
でも、絶対ここで働くぞ!という意気込みで挑んでいるので、雰囲気には飲まれないように気持ちを切り替えます。
面接開始!
薬局奥の事務所で面接は始まりました。
履歴書を確認して、これまでの職歴、希望シフトなどいたって事務的なふんわりとした雰囲気の面接です。
勤務時間や曜日など相手側から「入れますか」と尋ねられたところはすべて「入れます」と即答します。
面接で尋ねられることは、特に専門的ではありませんでした。コンビニなどのアルバイトとかわりません。薬の知識や、医療の知識について聞かれることは一切ありませんでした。
突然のタイピングテスト
別段問題もなく面接は進み、そろそろ終盤という感じになってきたとき、
「形式的なんですが、一応、タイピングのテストをお願いします」
タイピングのテスト!?これは寝耳に水でした。でもよく考えてみればレセコンを扱う調剤事務の仕事なら、タイピングのテストがあるのは当然のこと。でも、わたしは全く予想していませんでした。だからもちろん練習もしていません。
とりあえず、緊張で冷たくなっている指を温めてみますが、ぐんぐん心拍数が上がります。
タイピングのテストは専門のソフトではなく、ネットで誰でも無料でできるテストで、『シンデレラ』や『ヘンゼルトグレーテル』などむかしばなしを打ち込んでいくというものです。
画面でカウントダウンが始まって、あっという間にスタート。パソコンは毎日使っているから慣れていますが、自己流で正式なタイピングなんてできないし、スピードも意識したことがありません。
結果はBランク
とりあえず、全力でやってみました。結果は「Bランク」。これはどうなんだろう。
いいのか悪いのか。一瞬時間が止まって、面接官がひとこと。
「わあ、すごいですね」
どうやらBランクは合格ラインのようでした。これは、ちょっとラッキーでした。たぶん、「$」とか、「>」とかなどの記号や文字などの意味のない羅列をタイプするならかなり危うかったのですが、文章を打ち込む、しかもよく知っている物語の文章を打ち込むテストだったので、アルファベットだけで、しかも文章の先がだいたい理解できたので、案外早くタイプできたのでした。
と、いっても他の調剤薬局ではもっと厳しい基準があるのかもしれないので、たまたまわたしが受けたところの合格ラインが甘かっただけかもしれませんが。
結果は?
そんなこんなで、面接が終わり、それから二日後に採用の連絡がきて、わたしはなんとか調剤事務の仕事に就くことができました。
わたしの少ない経験を元にした意見ですが、これから調剤事務の面接を受ける人は、ぜひ、タイピングの練習をしてから面接に挑むことをおすすめします。
ネット上に無料で練習できるタイピングテストがたくさんありますから、とりあえず一度やっておかれると、面接の際に慌てずに済みますよ!
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